こちらは以前バイク用のリヤケースを塗装ご依頼頂いた方で、今回はこちらのライトステーの塗装をご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!
今回のご依頼は右側のシルバーのライトステーを左側のブルーメタリックで塗装承っています。
ちなみに以前ご依頼頂いたGIVIのケースはこちらです。前回のカウルとは色が違うようなのでフレーム部分と外装とでは色が違うようですね。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
こちらは珍しくNIKON製のレンズフードです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!レンズフードと言ったらいつもCANON製ですからね。
画像で見ても解かるように現状はかなり綺麗な状態で、傷自体はちょっとした物なので普通はそんなに気にされないと思いますが、今回は右側の艶ありの黒を左側の「半艶黒」にするようにもご依頼承っております。もしかして右側のフードは純正品じゃ無いのでしょうか?それであれば確かに塗装する意味はあるかもですね。ここまでの艶だとカメラの部品としてはちょっと派手過ぎる気がしますし。
ちなみにこのフードはレンズにはめ込まれていて簡単には取り外せない物ですが、今回はカメラ屋さんにお願いしてこのフードのみ外して貰ってのご依頼になるようです。色々とお手数を頂き有難う御座います。
作業着手はちょっと先になるかと思いますが作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
すっかり紹介が遅れましてすいません。またこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!
今回のご依頼品はちょっと変わった内容で、塗装をご依頼頂いているのは製品自体では無く「ロゴ」の部分のみとなります。ちなみに製品の表面には赤錆が出ていますがこれはこういうデザインだと思います(なのでこれを綺麗にしては駄目ですよね)。
で、製品の一部に「MAIL」といった文字がプリントされていてその一部が剥がれてしまっています。まだ文字の転写作業が完了していないので触れてはいませんが、オーナー様曰く爪で引っ搔くと簡単に取れてしまうそうです。
これの理由としては、このロゴは印刷でも塗装でもなく「インスタントレタリング」による物で、これの密着不良が原因かと思われます。
このインスタントレタリング、最近は見かけなくなりましたが「レコード→カセットテープ」が全盛の時代に非常に流行った便利物です。ワープロがまだ高価だった時代に印刷同様のクォリティが簡単に出来るということで私もこれに随分凝りました。1シート¥500くらいと安価だったのも人気の一つでしたよね。
その後テプラーの登場や家庭用プリンターが安く手に入るようになって出番が無くなってしまい、現在では既に廃盤となっていますが(売っていないんですよ・・・)、私の仕事に使えたりもするので多少は買い占めていたりします(笑)。
ただこのインレタ、手軽ではありますが耐久性は弱いので経年劣化でこういった感じに剥がれてしまいます。転写した箇所が紙であればまだ密着していますが、そもそもこういったザラザラとした面には向いていないですから長くは持たないのです。上からクリアーを塗ってあげるなど保護が必要なんですよね。
と言う事で、今回はこのロゴを新たに塗装で復元する事にします。修復といってもいつもやっている塗装とはちょっと違う感じですが、実は以前父が集めていた骨董品の修復などを頼まれて事があって直していた事があります(金継ぎとは違います)。方向としてはそれに似た感じで、老後はこういった作業で食べていければなんて実は企んでいたりします(笑)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!