デジャブのようですがこちらは横浜からご依頼頂いておりますインプレッサテールランプです。内容も鳥取からのご依頼と同じく、
・レッドキャンディー
・クリアー抜き（柱なしVer.）
・おまけスモーク
・クリスタルクリアー
の仕様となっております。ご依頼時期も同じですからこの２セットは並行して作業を進行しております。
同じ物を並行して作業している訳ですから混ざる危険性が高くなるので念入りにマーキングをしている訳ですね。これはマスキングの外に記載していますが中にも同じように貼ってあります。最後に紙を剥がしたらどれがどれだか解らなくなったりしたら大事ですからね・・・。
これともう１セットの東京からご依頼頂いている案件も同時に作業しております。そちらはうっかり写真を撮るのを忘れておりました・・・（謝）。後日作業内容でご紹介致しますね。もう少々お待ち下さいませ！
こちらもお待たせしております。「レッドキャンディー＋スモーク」でご依頼頂いているインプレッサのテールランプです。
同型のテールランプは現在３セット（内１セットはゲート部のみ）お預かりしておりまして、こちらはタイトルにも記載ある通り鳥取県からご依頼の案件です。他の部品と区別が付くように各部品には中と外にマーキングがしてあるのでご安心下さい。
画像は裏側をマスキングして表面のレンズを足付け処理している所です。レンズは角が割れやすいので床に直接は置けませんがダンボールの上なら大丈夫ですのでいつもこんな感じです。「台の上」と言うのは余り無いですかね。落としたらアウトですので・・・。
足付け処理はレンズの表面だけでは無く、こういったフチの箇所も念入りに行っておきます。表面は大丈夫でもこういった角だけペリペリと剥がれている光景はこれが原因ですかね。地味な作業でも後でちゃんと結果が出るので下地処理は中々遣り甲斐はあるのです。
そしてお待たせしました！「ＭＡＩＬ」のロゴを塗り終わって完成となります。
「どこが変わったんだ？！」って思われるかも知れませんがそれこそが難しい事ですので、逆にそう言って頂けた方が補修塗装屋冥利には尽きますかね。
上記の画像は作業前に撮影して最初に紹介したものです。こうやって見ても解りませんが「ＭＡＩＬ」の文字は今にも剥がれそうな状態でした。
今回の文字はレタリングではなく塗装ですので文字が単体で剥がれるって事はありえません。ただし下地の塗装（と言うか錆）は剥がれる寸前ですから無闇に触らない方が無難ですかね。まあロゴのデータは残してありますからまた剥がれたらいつでも塗り直せますのでご安心下さい。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました！
ちょっと順番が早かったですが時間があったので先に塗ってしまう事にしました。ロゴ部分をベースコートの白で塗るだけですから塗装ブースで塗る必要は無いので都合を気にせず出来る作業なのです。
まずは元々プリントされているロゴをデータ化します。似たフォントを見つけてそれを既存のフォントと同じように各部を編集していきます。時間があればこういった作業も好きなんですよね。
既存の白い文字が元々プリント（と言うかドライレタリング）されているロゴで、緑色のシートが今回作成したロゴデータです。単純そうですが結構弄ってます。
ロゴデータさえ出来ればあとはカッティングマシンにお願いして切ってて貰い、シートはシール状になっているのでこれを元の位置に合わせて貼って白を塗るだけです。
簡単な作業ではありますが、文字の位置などを忘れてしまうとどうにもならなくなってしまったりするので油断は大敵です。想像以上に心労は多くこれじゃ長生き出来る筈無いですよね（苦笑）。
既存の文字は爪で引っ搔く程度でペリペリと剥がれてくれましたから、後はそこに合わせてマスキングシート貼り、周りを養生したらいよいよ本塗りです。
クリアーは塗らずベースコートのみで今回は終了ですので今回は「激安コース」で対応可能です。
こういった仕事は本格的な塗装ブースが無くても出来ますから私的にはこの方向で人生終焉の仕事を模索して行きたいと思っていたりします。単に文字を入れるだけなら誰でも出来ますが「元と同じように」となると一気に難易度は高くなりますからね。ただそこに拘る方がどれくらい居るかが問題ですが・・・（いや想像以上にいらっしゃるようですが。笑）。
特に硬化させる必要も無いので明日には完成予定です。やってしまえば早いんですが今はそうもいかない状況ですのでご容赦下さいませ。
ご依頼は大分落ち着いて来ましたのでもう少ししたら受付再開出来ると思います。予定としては２週間から３週間くらいですかね。とにかく大物のカーボンフレーム＆フォークが終わらないと安心出来ませんので・・・。