インプレッサテールランプ(from横浜) マスキング~本塗り

impyokohama こちらは横浜からご依頼頂いているテールランプです。この型のテールランプは去年だけで数十セットは施工していますから作業は慣れているので、こういった変則的なマスキングでも「お任せコース」で対応可能です。

逆に前例が無くこういった複雑な作業を行う時にはどうしても時間が掛かりますので、そういった場合は「標準コース」での対応となります。作業内容を検討する時間や確認をする手間など、実作業以外にも多くの時間を費やしてしまうからですね。

impyokohama1 ラインが決まったらクリアーに残す部分を和紙タイプのマスキングテープで覆います。この場合は継ぎ目が少ない方がリスクが少ないですから使うテープ幅は50ミリとかなり幅広です。

impyokohama2 そしてセッティングです。塗る時は被塗物を回して塗ったりもしますが、自分自身もこの台の周りを回りながら塗っています。

impyokohama3 レッドキャンディーはこれで6コートくらい塗っています。赤の含有量を増やせば半分のコート数でも済みますが、それだと塗りムラが大きくなるので濃淡が出来てしまうのです。回数を増やして数を塗り重ねるようにするのがキャンディーカラーを綺麗に塗るコツですかね。

impyokohama4そして全体に薄くスモークを掛け、クリアーを塗ったら本塗り完了です。透過性の色(キャンディーカラー)は通常の色に比べて褪色性が高いと考えられるので、使用するクリアーは耐候性能の良いタイプのクリアー(クリスタルクリア)が基本となっています。さらにスモークも掛けてあれば安心ですかね。

それではこちらも完成次第改めて紹介致します。もう少々お待ち下さいませ!