サーモスマグ補修&バラ(?)の塗装承ってます

baraこちらも紹介が遅れてすいません。連休前には届いていたサーモスのケータイマグとバラのシリコン型?です。

以前からこちらのサイトにご訪問の方は判ると思いますが、サーモスのケータイマグは以前当店で塗らせて頂いた物ですね。ゴールドのロゴはデカールで作成した物です。

bara1 で、こちらのケータイマグはオーナー様が誤って床に落としてしまったとの事で、ただ幸いにして床は柔らかい場所(絨毯?)だったので底面は無事だったようですが、製品の底部品がその時の衝撃で上にスライドしたと思われ、金属の継ぎ目の部分で塗装が剥がれてしまいました。

という事で今回はこちらの部分的な補修をご依頼承っています。と言ってもこちらはタッチペンだけの作業ですので実は「ついでに」といったサブ的なご依頼となっています。

bara2今回のメインとしては実はこちらのシリコン型で、以前から当サイト(の社外記)で紹介していた「廃クリアーを使ったダースベイダーの作成」をオーナー様がご覧になりまして、「これと同じような物をバラの形で作って欲しい」、と言うのがご依頼となります。

が!実はそれも本来のご依頼ではなく、今回は「それで出来たバラを塗装する」、と言うのが本来のご依頼となっています。ややこしくてすいません・・・。

バラの製造自体はダースベイダーの作業と同じく「余ったクリアーの再利用」と言う事での対応なので費用は掛かりません。市販のシリコン型だけご用意して頂ければどなたでも対応致します。ただし余ったクリアーでの作成なのでとても時間は掛かります事をご了承下さい。本来は専用のレジン(固形分のある樹脂材)を使う所を塗装用のクリアーで行う訳ですので・・・。しかもその作業自体はクリアーが余った時のみなのでそれも含めて3ヶ月くらいは掛かると思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂きありがとう御座います!

BRZテールランプ塗装 完成

brz15 こちらもお待たせしました!最近ご依頼が続いているSUBARU BRZのテールランプも本日完成となります。

こちらも元はクリアーレンズだった物をキャンディーレッドに、そして最後に全体に薄くスモークを掛けています。フュージョンのレンズに比べると赤に深みがあるのが判ると思います(ただし周りが黒く見えるのはこのレンズの特徴です)。

brz16 表面のレンズと内部の反射板では数センチの距離があるので、クリアー抜きをした部分を横から見るとどうしても内部との「ズレ」は生じます。ただ実際に装着されれば変な違和感は感じないと思いますので御安心下さい(と言うか流石にこれはどうしようもありませんので・・・)。

brz17レンズの表面にあるポッチは成型時にある物で、出っ張ってはいますが実は周りが凹んでいたりもするので削って平らにすると逆に違和感のある仕上がりになったりします(このテールはそうでも無さそうですね)。なので私的な見解ではそのままで宜しいかと存じます。実は以前これをご指摘を頂いた事がありまして、どうもそのオーナー様は最初からこれがあったとは思っていなかったらしく、「良く見たら両方同じ場所にありました」との事で御安心頂きました(笑)。確かに最初に気付いていないでこれを見たらちょっとビックリしますかね・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

フュージョンウィンカーレンズ塗装 完成

fusion3大変お待たせしました!フュージョン用のウィンカークリアーレンズはクリアーレッド(レッドキャンディー)で本日完成となります。

奥にあるのは見本用として一緒にお預かりしたブレーキランプ(の破片)です。深みは若干違いますが色相的には気にならないレベルに出来ていると思いますのでご安心下さい。

ちなみにこの状態だと「反射板」が無いので透明感が判り難いです。下が光を吸収してしまう布なので仕方ないんですよね。

fusion4 という事で、仮想装着時を想定して通るようにした状態で撮ってみました。ムラ無く綺麗な透明感になっているのが判るかと存じます。

fusion5言われなければ元がクリアーレンズだったとは誰も気付かないと思います。無用かと思いましたが装着して見えなくなる部分も一応赤く塗っておきました(この辺がどうしても気になってしまいまして・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

SAABヘッドカバー 旧塗膜剥離作業

saab2

こちらもお待たせしています。サーブのヘッドカバーですね。

赤の結晶塗装に塗られていましたがその下にも別の塗膜がありました。なので綺麗さっぱり全部剥がしておきます。

画像は数日間溶剤に浸け置きしておいた物に、ワイヤーブラシとスクレーパーで旧塗膜を削り落とした状態です。一回だけでは細部まで綺麗に取れないのでこれを何回か繰り返して旧塗膜を綺麗に除去します。