Bianchiフレーム 塗装承ってます

bianchi こちらも紹介が遅れましたが無事到着しておりましたビアンキのアルミフレームです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としては現状のチェレステカラーやロゴをそのまま元に戻すような感じで、今回は色替えのオールペンと言うよりはレストア的な内容ですかね。

bianchi1 Bianchiのロゴデータは用意してあるので問題無いのですが、トップチューブにある「ATTIVO」のデータは無いので今回こちらは一からの作成となります。ただしフチの白についてはちょっと細過ぎて塗装では対応出来ませんので(元々貼ってあるこれはデカールです)フチ無しの単色での再現とさせて頂きます。

bianchi2あと色に関してですが、オーナー様曰く

「ビアンキのチェレステ色は年代によって色目もずいぶん違いますし、当方のはかなり焼けてしまったり黒ずんでしまっているので、厳密な色指定はしない方向でかんがえております。 チェレステカラーのボトルケージがあるので、その色目に似た感じであれば良いかなぐらいに考えています。ご参考までにお送りした方がよろしければ、そう致します。」

との事で今回はボトルゲージの方に色を合わせる事にしました。パステルっぽくて確かにこっちの方が良さそうですしね。

bianchi3フレーム自体に腐食は余り見られないのですが、ポップナットが打ち込んである周辺はやはりと言うか塗装の下で菌糸状の錆び(腐食)が進行しています。この辺はいつもの事なんですが、使っているポップナットがスチールでフレームがアルミですから電食で錆が出るのは必須ではあるんですよね・・・。ナットを打つ時にシーラーや防錆塗料を塗って乾く前に打つと良いのですがそんな事新車時の生産工程では普通やってくれませんよね。私の自転車もこの辺がボロボロです(と言いつつ自分のなので直すつもりもありませんが・・・)。

と言う事で、今回はこのポップナットも交換で承ってます(当然有償ですが・・・)。一旦外して現状起きている腐食を処理したら打ち直してフレームと一緒に塗装する事にします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。旧塗膜剥離の前に各部ロゴの転写~位置の確認とサイズ採寸しておきます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ROVER MINIのメーターパネル 文字部クリアー塗装

mini5 先日艶消しクリアーまで仕上げてあったミニのメーターパネルです。それぞれの白い文字部分は「艶有り」で御依頼頂いておりますので最後にそこだけ艶有りクリアーを塗る事にします。

mini6 白く入れた文字より若干大きくカットしてあります。と言っても殆ど感じられないくらいですけどね。「そこに意味はあるのか」と言うことでもやっておくと一応安心が出来るのです。

ちなみ今回はかなり位置をピタリと決めなければならないので、転写方法としてはいつものマスキングテープではなくちゃんとしたクリアー転写シートを使っています。

mini7 水貼りでは無いので何度か失敗しましたが(想定して予備も何個かカットしてあります)、無事白い文字部分だけを露出するようにマスキングが出来ました。

mini8そしてクリアーを塗ったら直ぐにマスキングを剥がして輪郭を馴染ませます。ここでモタモタしてしまうとマスキング際の見切りラインが毛羽立ってしまうようになるので、クリアーが流動している内に処理するのがバツ切りマスキングの肝なのです。多少リスクはありますけどね(勿論失敗する事もありますので・・・)。

ちなみに先日、とあるお客様から

「プロフィット日記」には驚きました。詳細に、しかもオープンな日記を書かれている
プロの方はめずらしいと思います。とても勉強になりました。

といったお言葉を頂戴しました。これを読んで私もああなるほどと思うことがありまして、私的には「プロ」といった感じが実は余り好きでは無いところがあるのです。店名についているのにどうなんだって話なんですけどね(苦笑)。 当然お金を頂戴してやっている事なのでその辺の意識は勿論していますが、無用な隔たりみたいなところはむしろ無い方が良いと思っていたりします。仕事と言うよりは「活動」みたいな形態でありたいと思うところがあったんですよね。

この辺は最近流行のオープンソースみたいなところが憧れであったりもして、出来れば色々な事を周りの関わりある方々と共有したいという事もあり、ただちょっと特異な内容でもありますからそれは難しいのでだったらせめて作業内容だけでもオープンに出来れば、と言う事もあります。

ただ当然営業的な側面もありまして(苦笑)、当店の場合は敏腕営業マンもフロント専門の方も居ませんからこうやって仕事を集めるしか能が無いという所でもあるのです。完全下請け的な仕事も勿論アリだと思いますが、動ける内はまだ色々な事をやっておきたいと思うのです。

しかし上の画像、クリアーを塗ったというのに艶が出たのが全く判りませんね・・・。他にも何枚か撮りましたが全く表現出来ていません(謝)。

完成時の画像では艶が判りやすいように撮りたいと思います。どうyぞもう少々お待ち下さいませ!

 

29日(土曜日)休業日のお知らせ

owabi

誠に申し訳御座いませんが、明日の6月29日(土曜日)は現場作業はお休みとさせて頂きたく存じます。

以前よりちょっと紹介していた移転を検討している工場で進展がありまして、明日は先方のオーナーと不動産屋さん、こちら側の不動産屋さんと現地内見を行う事になりました。その後は同席してもらう隠れウェブマスター(支援者の方です)と会議を行うので出社はしない予定です。

お待たせしている方々には申し訳ございませんが何卒御理解の程宜しくお願い致します。

ちなみに今回の内見では工場の設備についての相談やら契約の条件など、より具体的な事をを打ち合わせしてくる予定です。カメラも持っていく予定ですので何かあればまた社外記の方で紹介したいと思います。

一つ気掛かりな事としては本日妙にに体調が悪いんですよね(連日の寝不足のせいか胃腸が変です)。

 

カローラセダンフロントグリル 塗装承ってます

corollaこちらも先週に到着していたカローラセダンのフロントグリルです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

状態としてはメッキが施された物で、ただこのまま通常通りに塗装を行っても装飾クロムメッキには塗料の密着性が著しく悪いですからいつものようにメッキ素地用の下地処理を行ってからの塗装となります。

ちなみに市販されている「密着材」でもある程度の密着性は確保出来るのですが、如何せんそれが経年性能が落ちないか、またはある所をきっかけにして被害が大きくならないかと言うと私的にはやはり疑問に行います。だとしたらそもそも足付け処理なんて作業は必要無いですし、私の仕事ももう少し楽になっている気がしますので・・・。

まあ需要と供給は色々な形があるので否定はしませんが、作業する側にはそれに伴うデメリットを説明する責任と、作業を依頼する側はそれなりに情報を収集するなどの努力が必要になってくるかと思います。本当はそんなギスギスした事は必要無い方が良いんですけどね。ネットで便利になった分これが中々難しいのです。

という事で、ご依頼の色はトヨタの純正色である「ブラックマイカ」(カラーコード:209)で承っております。マイカ=パールですからブラックパールですね。ボディ同色仕様でしょうか。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ピラー用ステンレスプレート 塗装承ってます

pillar届く部品に対して紹介が全く間に合っておりません。と言うか一個完成させる内に何個も新たなご依頼が入ってくるのでもう依頼品のダンボールが山積み状態になってしまっております。お待たせしている方々には申し訳御座いませんが何卒もう少々お待ち頂けますよう御願い申し上げます。

そしてこちらはドアピラーに貼り付けるステンレスプレートです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

よくアメ車などのカスタムカーでメッキパーツを増やすような演出に使われたりしますよね。今回はこちらを「艶有りブラック」、オプションでクリスタルクリアーで承っております。

pillar1 表面が曇って見えるのは保護用のフィルムが貼ってある為で、それを剥がすと綺麗なステンレス素地が出てきます。

ただ今回の部品は角が若干折り曲がった箇所もあるので、その辺は軽くハンマリング~サンダー研磨で修整しておく事とします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!