ビアンキフレーム ロゴデータ作成

bianchi

本日は移転先を検討している工場の内見に行って来まして、ただ何も現場仕事をしないと言うのも少々後ろめたいところでもありますので自宅で出来る作業をしていました。こういう事が外出先でお茶でもしながら出来たりすると格好良いんでしょうけどね・・・(憧)。

画像にあるデカール部分には既にトレースされた黒い線があって、ただそれだと判り難いので(良く見ると判ると思います)、それをコピーして内側を赤く塗り潰した物がその上にあるロゴです。

こういったロゴの作成で使っているソフトはグラフィックソフトでは代表的なadobe社のIllustratorで、フチの無い今回の物であれば一時間くらいで出来ますが、やはりこれだけではちょっと足りないのです。現段階ではまだ二次元的な物なので、実際の物はパイプ上で湾曲していますからもう少し上下に伸びている筈で、次の段階としては実際のロゴの上下サイズを測って修整します。パソコン上だけで完結することであればネットを使って誰かに委託してしまうと言う方法もアリだとは思うのですが、この辺が立体物を転写するところの難しいところですかね。パイプ径から上下の伸び率も修整する方法もあるのかも知れませんがその前に写真撮る時に歪みも生じているでしょうし・・・。難しいところです。

こういった事も含め、「自転車の塗装を覚えたい」と言う人間が居ればそういった条件を踏まえた上で人を雇う事も検討をしていたりはします。塗装を一から覚えるのは凄く大変ですが、何かに特化すれば比較的短期間でも覚えられるのでは、と思う次第です(それでも2年は掛かると思いますが・・・)。

 

THOMSON 分解

thomson4分解と言う程の作業ではありませんがとにかく作業は着手しておりますので御安心下さい。

素材はアルミですがご覧のようにかなり光っている物なので、塗装をする(プライマーを塗る)にはまず表面の素地調整が必要です。

平面的な面であればダブルアクションサンダーでも構わないのですがこういった小物製品はイビツな形をした箇所が多いので、こんな場合はサンドブラストでの処理が有効です。

という事で、他にもサンドブラスト処理を行う業務があったら並行して作業したいと思いますのでそれまでもう少々お待ち下さいませ。