JAMISカーボンフレーム 本塗り

jamis9 お待たせしました!JAMISのカーボンフレームは無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

jamis19 ちなみにここまでの工程としては「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理によりデカールで凸凹だった下地を平滑にしています。ラインも滑らかに修整出来ている筈ですかね。

ちなみにサフェーサーを研ぐ作業では、ポップナットのような突起した箇所は研磨している内にサフェーサーを突き破って素地が露出してしまうので、こういった箇所には本塗りの前にスポット的にプライマーを塗っておきます。結構忘れがちな事ですが(と言うか見えないふりですか)、アルミ素地に直接色を塗っても剥がれてしまいますので必要な事です(勿論腐食も抑えられませんし)。

jamis20 と言ってもこの時点で派手に塗ると肌を荒らしてしまい「艶引け」の原因にもなってしまうので、こういった場合は口径の小さいガンでスポット的に塗装します。普段使っているのはプライマー用としての0.5mm口径です。

jamis21 ベースカラーのホワイトベージュを塗ったらクリアーを2コート塗って本塗り完了です。

ちなみにこのフレームは「シクロクロス」と言う競技に出る為の車体との事で、毎回泥だらけになるとの事ですからクリアーは耐擦り傷性に優れた「クリスタルクリアー」で承りました。勿論その他の効用としては「耐候性」も良く、何よりも「レベリング性」「耐タレ性能」が抜群に良いので塗装の仕上がりも違います。「タレ難いのに肌が良くのびる」といった一見矛盾したような塗り方が可能になるのです。

jamis22 この時点ではまだクリアー塗りたてなので勿論触れませんし、ホコリが付くとそのままくっ付いてしまいます。

jamis23 塗ってからまだ数分しか経っていないので当然これは「塗りっぱなし」の肌です。

jamis24単色ベタ塗りであれば基本費用の低い【お任せコース】で対応出来ますが、この仕様の場合「磨き処理」は行わないので肌を荒らしてしまうと残念な仕上がりになってしまいますから、結果としては「塗りっぱなしでも十分な美観」といった事が必要となってきます。ただ塗り過ぎれば当然「タレ」が生じる訳なので、実はハイリスクでハイプレッシャーな仕様となっていたりするのです(苦)。が、むしろそのお陰で自分のレベルがある一定の所で維持出来ていると言う事もありますかね。タガが外れるとトンでも無くなってしまいますので(基本的にはかなりいい加減な性格なのです)。

という事で、完成予定としては来週明けを予定しております。

これの次はZ32の内装パーツの塗装、あとそろそろW124のヘッドカバーの剥離作業が終われば本格的に作業始める予定です。諸々もう少々お待ち下さいませ!

 

マツダアテンザ ロアグリル到着

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紹介が遅れましたが先日ようやく届きましたアテンザのロアグリルです。実はゴールデンウィーク明けにご依頼頂いていたアテンザのフロントグリルの他にこちらもご依頼頂いておりまして、ただこちらは別のショップさんでメッキ塗装を行っていましたからちょっと時間が掛かっていたのです。

先にあちらを仕上げていても良かったのですが、そうなると効率が悪い→複数割引が適用出来なくなるといった弊害があったのであちらの作業も停止していたのです。

atenza23で、今回のロアグリルもちょっと特殊で、部品全体にはメッキ調の塗装が施されていますが、残すのは中央を横に走る二本のフィンの先端のみで、後は前回通りに「ジェットブラック」(カラーコード:41W)に塗装します。イメージとしては前回のフォググリルの塗り分けと同じですかね。

それでは作業再開しますので進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

 

ミラテールランプ 塗装承ってます

諸々紹介が遅れておりましてすいません。順次御案内していきますので何卒もう少々お待ち下さいませ!

mira そしてこちらです。車種は不明だったのですがどうも見た事があると思って調べてみたらどうやらミラのテールランプのようですね。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ご依頼内容としては「標準濃度」でのスモーク塗装で、特にクリアー抜きなどは行わない「ベタ塗り」で承っております。

mira1レンズには多少傷がありますがこれくらいならサンディングで問題ありません。ちなみに塗装が施されている場合はこういった傷を削った場合、塗膜間での「層」が露出し、そこでチヂレやエッジマッピングなどの問題が起こるので、それを防ぐ為にサフェーサーの塗装が必要なのです。

今回のテールランプのように素材自体を削るのであればサフェーサーは必要無く、要は番手を細かく揃えてスムーズに成型してあげればOKなのです。って言う程削り易い素材では無いので、ペーパーの番手を色々揃えておく必要はありますけどね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

レガシィテールランプ塗装 完成

legacy49大変お待たせしました!レガシィの社外品テールは純正風のレッドキャンディー塗装で完成となります。元は完全なクリアーレンズと言う訳では無く下半分が既に赤いレンズで、その半分を占めていたクリアー部分を純正のデザインに似せて塗装しています。

legacy25こちらが最初の状態で、左側が純正のテールランプ、右側が今回塗装したテールです。赤いラインがズレているのが判りますよね?これを17mm上に上げつつ「枠」を純正と同じようなデザインに塗装で表現しています。

legacy51そして出来上がったのがこちらです。赤ラインの高さを揃えつつクリアー抜き部分の形を揃えています。

legacy50 新たに付け加えられた柱(枠)の部分はウィンカーのオレンジバルブに差し掛かりますが、この程度であれば燈火してしまえば殆ど判らないかと思います(と言っても保障する限りではありませんが)。万が一それでも赤く見えるようなら高輝度タイプのイエローLEDバルブと言う手もありますしね(と以前御依頼頂いた方から報告を頂いております)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ブレンボキャリパー塗装

brembo_1

本日はいつものブレーキ屋さんからご依頼のブレンボブレーキキャリパー4セット、計8個を塗っていました。

手前のゴールドは8ポッドキャリパーで、キャリパー自体が通常の倍(以上)のサイズですからブレーキパッドも倍の数?を使うようです。

という事は、ブレーキキャリパー一個に対してブレーキパッドが8個も付くって事ですよね・・・(恐)。