大変お待たせしました！W124のヘッドカバーは無事結晶塗装で本塗り完了しておりますので御安心下さい。と言っても本塗り後の画像が無いのでそれまでの工程になりますが・・・。す、すいません。

上の画像はBRABUSの凸文字を貼るアルミプレートをプラグカバーに合わせているところです。もし大きく歪んでいてピッタリと合わないようなら何かしらの加工が必要かと思っていましたがその心配も無く良い感じで隙間無く合いました。

ちなみに汚く見えますが、これはブラスト処理後に表面をサンダーで削っているので白い箇所と黒い箇所でのコントラストが強くなっているだけです。気にしないで大丈夫ですので御安心下さい。

 そしてリン酸処理を行ってマスキングをした状態です。先ほどの画像に比べると全体的に黒ずんだのが判ると思います。

 そしてプライマーを塗布します。ちょっと露出オーバーで真っ白になってしまいましたがいつも通りのプライマーなので御安心下さい。

その前に色も作成してあります。今回ご希望されているのは「ドス黒い赤」でして、以前当店で施工したロードスターの結晶塗装の赤を参考に色を作成しています。右の紙コップはちょっと黒を入れ過ぎてしまったのでこちらは取りやめて、手前のカップで新たに作り直しています。塗装後の焼付けではさらに黒味が増すのでこの時点では一歩手前にしておかなければならないのです。

ちなみに塗料で色が分離しているように見えますがあれは分離している訳では無くゲル化したものが浮いているのです。結晶塗料は普通の塗料に比べてゲル化し易いので長期の保存は難しい塗料だったりします。古い物を使うとちゃんとチヂレ目が出なかったりする事もありますからね（当然経験済みでして・・・）。尚この程度なら問題ありませんので（日常的に見られる程度です）御安心下さいませ。

それでは後日本塗り後の画像も紹介させて頂きますね。後は凸文字の作成も作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ！