ミラテールランプ塗装 完成

mira3 こちらもお待たせしました!ミラ?の純正テールランプです。かなり真っ黒に見えますが光源の無いこちら側を向いてしまっているのでこの場合は極端に黒く見えるんですよね。濃度は「標準濃度」となります。

mira4 と言うのもこういった元々内部が見えないようなレンズの場合は角度によって黒さは強く見える傾向にあります。その分ダマやムラも誤魔化し易いというところはあるのですが、透明感はちゃんと残っておりますので、日に当たったりランプが灯火すればそういった粗も実はよく判ったりします。または濁りがあればムラやダマは見えませんが肝心の灯火も見えませんのでそれはマズイですよね。

mira5こちらに届いた時は多少お疲れ気味のレンズでしたが今回の塗装で深みも出ましたよね。これは表面に傷が少ない状態だからです。

私的な見解ですと「深み」=「乱反射が無い状態」=「傷が少ない」といった感じで、見た目的には判らない極細かい傷でもそれがある事によって艶が損なわれ深みを感じられなくなってしまいます。比較的よく手入れをしてあげているのに何故か艶を感じられないのはそういう事ですかね。

原因としてはメンテナンス方法の間違いでして、汚れたウェスやスポンジなどで拭いてしまうとそこに付いた砂のような汚れ=「堅い鉱物」によって塗膜が傷ついてしまうのです。良かれと思ってゴシゴシと洗っていたら実はそこに付いた砂などによって塗装にダメージを与えていたりするのです。

なので洗車の際には水を掛けながら水の膜で洗ってあげるような方法か、ウェスについた砂はよく洗い流して使うなど気を使ってあげると良いかと思います。イメージとしては今自分が使っているスポンジの気孔には沢山のガラス片が詰まっていると想像しながら洗うと良いですかね(顕微鏡で見れば実際そんな感じだと思います)。ただしこれらを気にし過ぎると人生が疲れてしまうのですが・・・(昔の私がそうでした)。

それではこちらも後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!