NISSAN180SX ルーフバイザー 本塗り

180sx7 ギリギリ最後に間に合った180SXのルーフバイザーです。運転席と助手席の窓の上に付くバイザーで、これが付いていると多少の雨なら窓を開けても大丈夫ですからタバコを吸う場合には重宝する優れもので、既にスモークになっていますが青空駐車だと劣化してしまうとの事でこの上にスモーク塗装+耐候性の良いクリスタルクリアー仕様で御依頼頂きました。

塗装するのは表面なので裏側はマスキングをしますが、ただいつものようにそのままマスキングをすると塗りながら濃度の確認が出来ませんから部分的に透明のフィルムを貼って透過するようにしておきます。

180sx8 こんな感じでマスキングしてある箇所も向こう側が見えるようになっています。この状態だと見え難いですが持ち上げて台に載せた時には非常に効果的なのです。

180sx9そ して本塗り準備完了です。向こう側が良く見えるのが判りますよね。

180sx10 こちらは単にマスキングテープを貼っただけです。塗っているのが判らないと言う事ではありませんが適正な濃度になっているかどうかはこれでは判断が難しいですよね。ちなみにこの状態で黒い箇所は「両面テープ」が貼ってある箇所です。

180sx11そして本塗り完了です。お待たせしました!

この状態だとかなり濃く見えますが濃度としては「標準濃度」程度となっております。続けて紹介しますのでどうぞご確認ください。

180sx12こちらは裏側にマスキングテープが貼ってある方ですね。若干黄色いテープがあるのが判ると思います。

180sx13透過具合の目安として塗料攪拌棒を透かしてみました。通常のテールランプであればメッキ状になった反射板があるので判り易いですがレンズ単体だとどうしても黒く見えがちです。ただ実際に車体に装着してみれば良い具合に見えると思いますのでどうぞ御安心下さいませ。尚、今回のご希望としては「耐候性を良く」との事ですのでクリアーは耐UV効果の高い「クリスタルクリアー」を使用しています。今までの懸念事項がこれで払拭されると良いですね(言い切れる事ではありませんので他人事のような言い方ですいません・・・。ただやれる事はやれていると思います)。

ちなみにルーフバイザーは非常に変形し易いものなので他の被塗物(テールランプ系)程に熱を掛けていません。もう少し低温でじっくり熱を入れて硬化させたいのでこちらの完成は少し後になるかと思います。どうぞ今しばらく御待ち頂けますよう御願い致します!

ホンダエリシオンハイマウントストップランプ 本塗り

elysion2 紹介が遅れましたこちらも一緒に本塗り完了しておりますので御安心下さいませ!メールも有難う御座いました。安心しました。

上の画像はいつものようにマスキング~足付け作業の下準備です。装着されると見えるのは手前の面だけですがどうもスッキリしないので一応全体にスモークを塗装するように致します。

elysion3 いつものように筒状の芯に固定したらそれを棒の台に挿して本塗り準備完了です。塗る時は左手でこれを持ち、右手に握ったスプレーガンで塗装します。

elysion4 そして無事本塗り完了です。濃度としては「薄目と標準濃度の中間」で、昨日紹介したヤマハマグザムのレンズと同じ程度の濃度になっています。ちょっとこの角度だと真っ黒に見えますから違う角度で撮った画像も紹介します。

elysion5この角度で見るとちゃんと透明感があるのが判ると思います。

それでは完成しましたらまた改めて紹介させて頂きますね。早ければ明日に撮影したいと思いますがその他の作業でちょっと遅れるかも知れません。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

インプレッサテールランプ 本塗り

imp16 こちらもお待たせしました!ご依頼内容としては「全面を赤に」との事でして、いつものレッドキャンディー仕様ともスモーク塗装ともちょっと内容は違ってきます。中々難易度は高くハイプレッシャーな作業なので出来れば避けたい仕事ではありますかね(笑)。

imp17 基本的にはクリアー部分を赤くすれば良いのですが、それを「違和感無く」とするのが結構難しいと言うか本当に出来るのか怖い所でもあります。作業する側としてもそんなに大きなリスクは負いたく無いというのが本音な所ですが、当店のように小物だけを対称としている場合はそんな事も言ってられませんので(苦笑)色々とやらなければならないのです。まあそのお陰で色々な事が出来るようになっていく訳ですからこれはむしろ有り難い事なのだと思います。

imp18 全体を脱脂したら赤い部分を養生紙でマスキングします。ただし部分的に「塗りながら捲れる」ように工夫したマスキングにしておきます。

imp19 こんな感じで塗っている最中に濃度のチェックを行います。足付けした表面は白っぽく見えるのでシリコンオフを垂らして艶をだして塗った部分と見比べ易い様にしています。

imp20塗った感じが良ければレンズに貼ったマスキングを全て剥がし、再度プラスチックプライマーを塗布したら全体にレッドキャンディーを2コート程度行います。これは濃度では無く「色相」を合わせる為ですね。当初はこれを行っていなかったのですがイメージトレーニングを何度かしているとこの方がより違和感無く仕上がったので(想像上で)これを採用しました。

imp21 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

imp22無事違和感無く全面レッドになったと思います。恐らく誰が見てもこの部分が元々クリアーだったとは判らない程度まで出来たと思います。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

 

インプレッサテールランプ(from福島) 本塗り

grb こちらもお待たせしました!福島からご依頼頂いておりましたインプレッサのテールランプも無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

上の画像はいつものように下準備の作業で、同時に作業は出来ませんでしたが同じ型のレンズ一式とご依頼時期が重なったので混ざらないようにそれぞれの部品には印を付けています。

grb1 マスキングは先日作成しておいたデータを利用からカッティングマスキングシートを作成します。

grb2 よくシゴいて水気を出したら少し時間を置いて乾かしておきます。プラスチックプライマーを塗布したらいよいよ本塗り開始です。

grb3 レッドキャンディー(クリアーレッド)が塗布し終えたらマスキングシートを剥がし、プラスチック素地が露出した箇所に再度プラスチックプライマーを塗布したら続けてスモークを塗装します。

grb4今回は「おまけスモークよりも濃く」とご依頼頂いておりますので、連続して出来る範囲で多少スモークを濃い目に意識して塗りこみました。これ以上濃くするには一旦この時点で完全硬化させスモーク塗装は別工程での塗装での対応となります。一度に膜厚を付け過ぎるのは色々と問題が起こるのです。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

 

ヤマハマグザムレンズ一式 本塗り

magzam3 大変お待たせしました!ヤマハのスクーター「マグザム」の社外品レンズ一式は無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。

上の画像は土台部分をマスキングしてレンズ表面を足付け処理している作業です。

magzam4 このレンズは既にスモークが掛かっていまして、購入していざ届いてみたら予想していたよりも薄かったとの事で今回のご依頼に致しました。現状だと「極薄目」より若干濃いくらいですが、これを「薄目と標準濃度の中間」まで濃くするよう承っております。

magzam6そして無事本塗り完了です。お待たせしました!元の状態に比べてスモーク濃度は濃くなりましたが透明感はちゃんと残っているのが判ると思います。

magzam5一部のレンズはそのままだと自立しないのでカットしたダンボール を貼ってレンズ面が上を向くようにしています。

magzam2 反射板も一緒にご依頼頂いています。上の画像は最初の状態です。

magzam7スモークを掛けても透明感があるので反射板自体の役割は損なわれていないかと思いますので御安心下さいませ。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!