フェラーリキー 分解

key フェラーリの鍵はちょっと早いですが作業着手しました。今回の塗装で電池も新品に替えるので先に分解をして確認~発注しておきます。前回ホームセンターで購入した時は一つ¥400くらいで随分と高い物だと思いましたが、今回amazonで調べて見ると一個¥100もしませんでした。勿論粗悪品ではなくちゃんとしたメーカー品です。一体何があったのでしょう・・・。

key1鍵に埋め込まれているエンブレムは金属プレートに七宝焼きが施された物で非常に良く出来ています。ただこれが鍵の窪みにピッタリと埋め込まれていて、これを表から外そうとしても隙間がありませんからどうしても傷を付けてしまいます。なのでこの場合は本体の裏から穴を開け、ポンチでこのプレートを押し出すと傷を付けずに簡単に外せる事が出来ます。それでも硬い時はドライヤーで暖めてあげると両面テープの接着力が落ちるのでさらに簡単に外れてくれます。器用な方なら自家塗装も可能なサイズだと思いますのでチャレンジしてみては如何でしょうか。ただラッカークリアーだと強度的にちょっと・・・ですけどね(笑)。

次回は旧塗膜を削ってサフェーサーを塗る工程になります。進行しましたらまた紹介させて頂きます。

 

 

ギター 磨き処理

guitar19部分的な塗装「スポットペイント」はマスキングや塗り方の関係上、通常よりも仕上がりは悪くなりがちです。途中でマスキングを貼りなおしたりベースコートを暈したり、スプレー方向にも気を遣わないといけなくクリアーも最後はシンナーで何段階かに希釈しながらの塗装となるので色々と忙しいのです。ゴミは付き易いですし肌も荒れ易いので塗装後の磨き作業は必須となります。そもそもクリアーを暈した部分の磨きは必要ですからね。

ちなみに膜に付くのはゴミツブと言うよりは「細かい繊維」lのようなものなので、それによってクリアーが表面張力によって盛り上がってしまうので如何にも何かが付きました、と言うような状態で留まってしまうのです。ゴミ自体が突起していると言う事では無くクリアーが突起して固まってしまうんですよね。

なのでそれを最初は当て板と#1500程度のペーパーでしっかりと平らに研いであげ、それを#2000→#3000で均しその後数種類のコンパウンドとバフで磨いてあげればゴミが付いていたとは判らない仕上がりになります。ただし勿論その中には色のついたゴミもあるのでそういった物はクリアーが固まる前に取り除いてあげなければなりません。なので本塗り時には手が届く箇所にそれ専用のツールを常備しておくのが基本です。業界ではお馴染みの「スピナール」ですね。

画像は#3000の均しまで完了した状態で、ペーパーを当てた範囲は随分と大きくなってしまっていますがこの後の磨き処理で艶々にしますので問題はありません。と言うか既に艶々になっていますし組み付けも終わっていますので。

それでは週明けに撮影して改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!