ブレンボキャリパー 下準備~本塗り

brembo11 こちらもお待たせしました!先程無事本塗り完了しておりますので御安心くださいませ。

いつもはブレーキ屋さんに剥離からマスキングまでを一括してお願いしているのですが、今回はピストンが外れているのでシール(ゴムパッキン)に沿ってマスキングテープが貼れませんから、今回はこちらでその穴の径に合ったマスキングシートをカットしてピストン部の穴に貼ることにします。

brembo12 大きい方のフロントキャリパーはピストン箇所は平面なので貼り付けは簡単です。空いている穴より2ミリ程大きくカットしたマスキングシートを貼ります。

brembo13 面倒なのはリヤキャリパーの方で、穴の周りが段付きになっているので単に貼れば良いという訳にはいかなく、かといって塗料がその部分に付くと組み付けの時に上手く収まらないとの事ですからちょっと工夫が必要でした。要らないシールパッキンがあればそれを付けてマスキング出来たんですけどね。

という事でホームセンター等で売っている隙間テープをカットし、本来シールパッキンが嵌る凹みにこれを押し込みます。一応3種類程の厚みを揃えていたので丁度良いのがありました。

brembo16そして最後にそれを覆うようにマスキングシートを貼り付けます。こちらも少し大きめのサイズにしておきマスキングのフチに塗料が余り掛からないようにしています。ちなみにマスキング前にはリン酸処理をしてあります。

brembo15そして本塗り開始です。画像だと天井からS字フックで吊るしていますが、これだと塗る時に自分が回らないといけないので実際にはS時フックとS字フックの間に回転する金具を入れて塗っています。

brembo14うっかりプライマーを塗った画像を忘れてしまったのですが、こちらもいつも同様に塗ってありますので御安心くださいませ。

休み明け早々の本塗りとなりましたが、キャリパーは比較的塗り慣れているので特に問題なくスムーズに塗れました。小物であれば多少日が空いてもそんなに影響は無いと思いますが、車体を塗る場合は腕だけの動きでは無く体全体を使ってスプレーするので、休みが3日あるくらいでも頭で考えている動きと実際の体の動きのシンクロ率が悪いようで何だか奇妙な感覚になるのです。ちょっとした違いで肌が悪くなったり垂らしたりと、塗装は意外とデリケートなんですよ(まあ私が言うのも何なんですが・・・苦笑)。

それでは完成次第また紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリキー塗装 完成

ferrari15 こちらもお待たせしました!フェラーリのキーカバーもロッサコルサ(純正ボディーカラーの赤色)で完成となります。

ferrari17 中の電池も新品に換えておいたので当分は分解しなくても済むかと思います。電池交換の際には外側のカバーを開く必要があるのですがこれが相当堅くて、今回の鍵もそうですがその部分のプラスチックが傷だらけになってしまうんですよね。折角綺麗になってもそれでは勿体無いですので・・・。

ferrari16今回は元が結構傷だらけでしたからビフォアーアフターでの見た目はかなり変わったと思います。色を変える塗装も良いですが、こういった「修復」の塗装もこれはこれで遣り甲斐があって好きな事でもあるのです。

子供の頃はこういった事がまさか人間の手で行われているとは思いもしませんでしたし、それを知った時はこれこそが長年憧れていた仕事と考えましたから(いやまあ誤解もあったのですが。笑)、そう考えると今の形は本当に夢のような環境が整っているのだと思います。楽し過ぎて辞めらる訳が無いですよ(まあ楽しい事だけでも無いですが。笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スクーターナックルガード塗装 完成

yamaha8 大変お待たせしました!ヤマハのスクーター様のナックルガードは先程磨き処理を行いまして遂に完成となります。

yamaha9 ちょっとうろ覚えではあるのですが確か部品自体は純正品で、ただ国内ではこれの設定が無いとの事なので普通には売られていないとの事です。日本だと法的に何か問題があるのでしょうか。

yamaha10車体色はホワイトパールで当初はボディ同色仕様で検討されていましたが、実際に装着した具合を見てみるとトータル的に艶有りブラックの方が引き締まって見えるのでは、という事で今回はこの仕様となりました。全体でこれだけが黒だったら浮いてしまいますが、その他の付属品では黒やカーボン柄が使われていたので装着する場所からするとむしろ黒の方が引き締まって見えるんですよね(勿論好みにもよりますが)。お値段も3コートパールに比べればこちらの方が安いですし(こっちが安いというよりは3コート塗装は割増があると言うことです)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!