ルーフアンテナ 本塗り

antena2こちらもお待たせしました。と言うかちょっと早いのですがドルフィンアンテナも無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

いつもこういった「色物」の塗装は何個か纏めて塗っていますが、今週は業者さんからの依頼品が急遽ストップとなったので空いた所でこちらも一緒に塗る事にしました。先程紹介したRB26のタイミングベルトカバーはレッドメタリックですからこれと全然色は違いますが、塗装ブース内は風上と風下があるので色が飛んで困る物(先に塗り終わった物)は風上に、塗る物に関しては画像のように排気装置の傍で塗れば色が逆流して飛んで行くことはありませんから同時に塗れるのです(といってもテールランプを一緒に塗るほどのリスクは負いませんが)。

ちなみに本塗りはそれなりにセッティングが必要で、一旦塗るとなると床の掃除や服も着替えて体についてホコリを綺麗に飛ばす必要がありますからそれなりに準備には時間が掛かるので部品一個だけを塗る、と言う訳にもいかないのです(単価が凄く高くなってしまいます)。

大抵のゴミは自分の体からでて静電気に引っ張られて飛んでいきますからここでしっかりやっておかないといけないんですよね。

antena3という事で本塗り完了です。色はホンダのポリッシュドメタリック(カラーコード:NH737M)で、比較的粗めのメタリックを使ったガンメタです。素地の状態は良かったので足付け処理~プラスチックプライマーのみで本塗りとしました。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

メルセデスワイパー&アームカバー 本塗り

benz28 こちらもお待たせしております。メルセデスベンツの純正ワイパー&ワイパーアームカバーも無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。

ただ作業途中で気が付いたのですが、ワイパー本体と車体ワイパーアームとを繋ぐ「プラスチック製のジョイント部分」の素材がPE(ポリエチレン)と言う事が発覚しまして、通常これは塗装不可能な素材ですから(簡単に剥がれてしまいます)この箇所は塗らないことにしました。

それにしても塗る前に気付いてよかったです。何かヌメっと感がPPらしくなかったんですよ。一応PEの刻印はありましたが老眼だったらとても発見出来なかったと思います(と言うか近眼でも普通気付かないレベルですよ)。

benz30 PEのジョイント部分はカシメて固定されているので外せませんからそこはマスキングして塗る事にします。丁度そこを固定軸に出来たので結果オーライみたいな感じですけどね。画面右側手前にあるのはワイパーアームのカバーです。

benz33 ワイパーは各パーツがカシメで固定されていて、こういった突起状になった箇所は足付け処理の際に削り過ぎて素地が露出してしまうので本塗り前にプライマーを塗っておきます。

benz34 カシメの箇所以外にもエッジの効いた箇所などはやはり素地が露出してしまっていますからプライマーは全体的に薄く塗ってしまいます。

benz40ベースコートは裏表満遍なく塗っておき、クリアーは裏側はさらっと掛ける程度で全体的にも薄く塗るようにしています。余り塗り過ぎると稼動部の動きが悪くなる可能性もありますからね。

benz37 ちなみに最初のセッティングでは裏側が上を向いていましたが、土台の棒にはS字フックを固定しておいたのでクリアー塗装後は画像のように吊るせるようにしています。最後はこうしておかないとアームが動いてしまいクリアーを塗った所がくっ付いてしまうのです。

benz39そしてワイパーアームカバーです。ワイパーが思っていたよりも面倒だったのでこちらの方は随分と安心して塗れました(笑)。

それにしてもこの色、随分久しぶりに塗りました。W124といえばこのアズライトブルーって感じでしたよね(違っているかも知れません。遥か昔の事のようでして・・・)。

それではミラーの方も進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

RB26改28タイミングベルトカバー 本塗り

rb2627 大変お待たせしました!長らくお預かりしておりましたRB26改28のタイミングベルトカバーは無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

rb2628ちょっと判り難いですが研いでアルミ素地が露出した箇所にプライマーをスポットで塗っています。

凸文字の箇所は後でまた研ぐのでこの時点では特に気にしなくて大丈夫です。

rb2630ベースコートの赤メタリックを塗ったら十分に乾燥させ、テープフリーな状態になったら凸文字を研ぎ出します。今回は結晶塗装では無いので先に研いでから全体にクリアーを塗ります。

rb2629アルミが露出した箇所に密着剤を塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。本来はプライマーを塗るべきですがクリアーのプライマーは存在しませんのでこの時ばかりは密着剤に頼ります。アルミ素地に塗られたクリアーはいずれ剥がれてしまいますが、何もぜずに素地が露出したままよりはクリアーを塗っておいた方がまだまし、と言う考えです。腐食防止を優先するのであれば削らないで同色に塗り潰したままの方が当然良い訳ですが、やはり目立って欲しいですからね。勿論オーナー様には事前にご確認頂いてます。まあいずれクリアーが剥がれたとしてもまたそこだけ面研すれば良いのです。

rb2631純正の塗装はもっとクスんだ感じですからこれだとちょっと綺麗過ぎて目立ってしまいますかね。まあこの辺はどうにもなりませんので何卒御容赦下さいませ・・・。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。いよいよです。もう少々お待ちくださいませ!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road43 こちらもお待たせしました!ロードスターのヘッドカバーはオレンジの結晶塗装で完成となります。今回はどちらも派手な色ですね。

road44 イエローもそうですが、これ単体だとちょっとクドく見えても、エンジンルームに入れば補器類の黒やシルバーなどの無機色との組み合わせとなるので丁度良い感じになります。もし元々エンジンルームの中が鮮やかな青一色で、その中にこれが入るとちょっと奇妙な感じがすると思いますが、元々地味な所に鮮やかな色入ると丁度良いバランスが取れたりします。

road45ロゴもこれがあるのと無いのではイメージはかなり違います。凹みであれば削る必要が無いので低コストで良い気がしますし。商売的には出っ張っていて欲しい気もしますが(笑。いやもう塗装だけで十分です)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

 

KawasakiZRX1200ヘッドカバー結晶塗装 完成

zxr4 お待たせしました!カワサキZRX1200のヘッドカバー、イエローの結晶塗装で本日完成となります。

zxr7 元々は全部塗られていましたがプラグホールとボルト部分は一応マスキングしておきました。

zxr8色は元々同じ様なイエローでしたが、結晶塗装だとやはり雰囲気は全然違います。鮮やかな色でも無骨で重厚なイメージが出ていますよね。如何にもエンジンの蓋、といった感じがします。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!