先日到着していたＷ１２４のヘッドカバーです。到着した時はオイルが付いていたのでそのまま触れるのは嫌でしたから（塗装に大敵です）、到着して撮影をしたらそのままアルカリ洗浄液に浸け置きして油を取っておきます。

このヘッドカバーにはオイルシールが二箇所（とそれらしい小さいのがもう一箇所）打ち込まれているのでまずはそれを外しておきます。抉って簡単に取れる物では無く何も知らないと結構外し難い物ですが、以前知人の工場に間借りしていた時にそこの従業員さん（サイトー君）にやり方を教えて貰いました。今回は貫通ドライバーの先を曲げた物があったのでそれを使っています。ちなみにバッフルプレートを外さないとそれが外せないので結局全部外しています。

という事でオイルは綺麗に取れたので、次はブラスト専門店に御願いして旧塗膜と腐食を根こそぎ取って貰う事にします。当店にもサンドブラストはありますが吸い上げ式なのでこういった場合にはやはりプロの強力な直圧ブラストでやって貰った方が確実です（コスト的にも自分で直圧ブラストを用意してやるより優れていると思いますので）。

それではこちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ！