レガシィアウトバック内装パーツ サフェ研ぎ

legacy46 先日塗っておいたサフェーサーが完全硬化したので今度はそれを研ぎ出します。

2液のウレタンサフェーサーは上塗り塗料にも侵されない強固な塗膜が特徴ですが、それ故に研ぐのも大変ではあります。特にこのような入り組んだ形の物はエアーツールが使えないので殆どの研ぎ作業を指とヘラで行わなければなりません。いきなり#600などでは歯が立ちませんので最初は#320の空研ぎから始めます。奥の部品が研ぐ前の状態で黒い点々は研ぎ忘れ防止の為に「ガイドコート」がされています(単に黒の缶スプレーをパラっと塗っただけです)。手前がある程度粗研ぎされた状態です。最初はペーパーを当て板(ただの木片)に当てて研ぎます。

legacy47その後は#600→#800で水研ぎ、最後に角の立たない布製の研磨材(業界では定番のアシレックスです)で目を均します。ちなみに冬は水が冷たいですが、お湯を使うと肌がさらに荒れるのでタブーです。何にしても塗装の作業では通年水を使うので夏でも手荒れは治りません。寝る前のハンドクリームはもう毎日の日課です。

この他アテンザの各小物部品やBMWの牽引フックカバーも同時に作業しています。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

アテンザフロントグリル&ロアグリル塗装 完成

atenza47 こちらもお待たせしました!マツダアテンザの純正フロントグリルとロアグリルも完成となります。といっても一緒に御依頼頂いている他の部品がまだ完成していないんですけどね。ただ纏めてとなると凄い画像数になってしまうので先に紹介させて頂きます。

atenza48 同じアテンザオーナーなら判ると思いますが元々は未塗装のプラスチック素地状態で、表面はザラザラとした梨地になっています。あれをそのまま塗っても艶は出ませんのでこの部品は結構大変なのです。

atenza49 ただ梨地の目は比較的細かいタイプなのでサフェーサーでは無く「二度塗り」で対応しています。これと一緒に御依頼頂いている内装のウィンドウスイッチパネルなどはその梨地目が粗いのでそれらは通常通りサフェーサーで下地を平滑にする処理をしています。

atenza50 こちらはバンパーロアグリルです。同じ様に二度塗りで仕上げています。

atenza51 フロントグリルに比べればサイズも小さく形も単純です。色は(恐らく)ボディ同色のジェットブラック(カラーコード:41W)で塗ってあります。

atenza52表からだけで塗ろうとすると綺麗な肌を作るのは難しいですが、裏からも同じ様に塗る事で奥まで綺麗に仕上げられます。磨き処理はしていませんので全て塗りっぱなしの状態です。

その他フォグカバーや内装パーツも作業進行していますので後ほど紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ホンダエリシオンフロントグリル塗装 完成

elision10 大変お待たせしました!エリシオンの純正フロントグリル、艶有りのブラックで完成となります。

elision11サイズ自体は大きいのですが、グリル本体にメッキモールなどが付くので実は見える箇所は網目の部分だけだったりします。といってもそこが難しいんですけどね。

elision12網目になっている部分は背面がルーバー状になっていて、ただ全く貫通もしていないのでスプレー塗装だとかなり塗り難いです。ホンダのエンブレムが付く箇所も同様で、普通に塗ろうとしても中々塗料は入ってくれませんが、こういった形状は何度か施工しているので多少は慣れていますから何とか今回も良い感じに仕上げられたと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も御贔屓頂き有難う御座いました!