ゼンハイザーマイク 本塗り(下塗り)

sen こちらはちょっと早いですが、キャンディーレッド関係は纏めて作業してますので今回一緒に塗っています。テールランプを塗る場合もキャンディーレッドは使いますが、その前の「メタリック」があるので、こちらをテールランプに飛ばす訳には行きませんから(お終いです・・・)そちらとは一緒に塗れないのです。

sen1他の被塗物と同じ様に一旦シルバーに塗り・・・

sen2 キャンディーレッドを塗布し、クリアーを塗ります。

ちなみに今回はこれに「[S]SENNHEISER」のロゴを白の塗装で承っていますが、レッドの上にそのまま塗ると「ニジミ」が生じてしまうので今回は一旦クリアーを塗って完全硬化させてしまい後から塗る事にしました。

一度で済ましてしまう方法としては先に白を塗り、そこに「SENNHEISER」のロゴシールを貼って赤が塗り終わってから剥がせば良いのですが、キャンディーレッドは比較的塗膜の厚みが付きますから、出来上がったマイクkの文字が凹んでいたりしたらちょっと嫌過ぎますよね。パワープレイは嫌いじゃ無いですがマナーを無視するのはどうかと思いますので・・・。

sen3実は前回マイクの塗装を御依頼頂いた方から、その方のライブ映像の動画を紹介させて頂きまして、確かにそれを見るとこの色に塗ったマイクがとんでも無く目立っているのです。無事ライブを終えた後にオーナー様から頂いたコメントとしては、

「やはりフロア後方からもかなり目立っていて、沢山の方に「赤いマイクって珍しいですよね!どこで買ったんですか?」と質問攻めに合いました(笑)」

との事でした。ちなみに最後の(笑)は「マイクかよ!(笑)」って事なのでしょうか・・・?(笑)。

それでは次回ゼンハイザーの文字入れ塗装も紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

フラッグポール 本塗り

flag17 紹介していませんでしたがこちらも下地作業は着々と進行していました。

以前こちらと同じ物を塗装で御依頼頂いたのですが、それを付けていたキャリアカーがコーナーで転倒してしまい一部が折れてしまったとの事で今回新たに御依頼頂きました。色は前回と同じく、「レッドキャンディー+ガラスフレーク」です。相当気に入って頂けたらしく、その後「リカンベントもこの色で」、と言う事になったんですよね。

flag18 素材はプラスチックなのですが、折れた物を見せてもらって何だかはっきりしました。こちらは単なるプラでは無くファイバーグラスだったのです。どうも竹に似ているなぁと思ったらどうやら「釣竿」に近かったみたいですね。見た目は綺麗に見えても表面は縦方向に筋が入っていて結構ガタガタなのです。下地処理は#240から初めて#800まで研ぎ均してます。

flag19 キャンディーレッドで御依頼頂いていますので最初はシルバーを塗ります。リカンベントと同じく「細→粗」の二種類のシルバーで隠蔽していきます。勿論その前にプラスチックプライマーも塗布しています。

flag20 キャンディーレッドが終わったら十分に乾燥させ、マスキングをして継ぎ目の部分を黒を塗ります。

flag21 そしてまたガラスフレークの登場です。使うのは良いのですが、塗り終わってガンを洗う時に洗浄用として使っている容器の中にこれが入ってしまうと他のガンを洗う時に感染してしまうので注意が必要です。

flag22 そしてリカンベントと同じく軟化剤入りのクリアーを塗って本塗り完了です。パッと見は赤に見えますが実物は奥行きがあって、イメージとしてはビームサーベルみたいな感じです。

flag23キャンディーレッドの上にガラスフレークが乗っているのが判ると思います。これが太陽光に当たるとビシッ!と尖った輝き方をします(ちょっと大げさですか・・・)。私的には「クドいのは好きじゃ無いけど普通よりちょっとアクセントあ効いて欲しい」といった感じですかね。比較的控えめです。

それではこちらも含めてもう少々お待ち下さいませ!次はリカンベント裏側の艶消し黒の塗装ですが、表面に塗った軟化仕様のクリアーは通常より硬化に時間が掛かりますのでこちらは少し先になるかと思います。もう少々お待ち下さいませ!

リカンベントカウルパネル 本塗り

cover9大変お待たせしました!リカンベント用カウルパネルは無事本塗り完了しております。裏側は艶消し黒での塗装を承っていますがまずは表側からです。

cover15下色としてシルバーを塗ります。先日紹介したTHUREのマイクと同じく、最初に隠蔽力の高い細かい目のメタリックを塗り、その後粗目のメタリックを塗ります。ちなみにシルバーの原色は大体10種類ぐらいありまして、これはどのメーカーも大体同じです。

cover16 そして透過性のレッドを塗布します。クリアーテールをレッドに塗る時と同じ塗装ですね。ただ今回は前回御依頼頂いたフラッグポール同様、これの上にさらにガラスフレークを塗ります。

flag21ガラスフレークはDOPONT社の原色で、見た目はメタリックに似ていますが、実際はその名の通り原材料はガラス鉱物です。アルミがこんな感じで粉末の状態は普通有り得ませんからね(あっという間に酸化してしまいます)。

このガラスフレークの目(粒子のサイズ)は比較的細かいので通常のストレーナー(濾紙)でも普通に通るのでカスタムペイント用のラメのような煩わしさもありません(塗装屋さんなら判りますよね・・・)。使い勝手が良いのです。

使い方としては直接ベースコートに入れても良いですし、クリアーに入れても大丈夫です。パウダー顔料はその辺の自由度がメリットで、今回はベースクリアーに添加して3コート塗装っぽくします(実際には4コート塗装といった感じですが)。

cover17 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

色はキャンディー塗装らしい鮮やかな発色で(画像では伝わりませんが)、これが自転車の前に付いているとなるとちょっと引きそうです(笑)。

cover18一応この状態でもガラスフレークの目は見えますが、外に出て光に当たるとさらに凄い事になります。余りやり過ぎるとクドくなりますが、今回は下地自体の発色が良いのでその辺は気にせず塗っておきました。これなら周りからの視認性も良く安全面も確保出来ると思います(多分ですが・・・笑)。

一緒に御依頼いただいているフラッグポール(二本目)も同時に塗っていますので後ほど紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

PCケースカバー(ドライブベゼル)塗装 完成

pc5大変お待たせしました!パソコンケースに到着されるDVDドライブ&カードスロットルのカバーパネルの塗装も完成となります。昨日紹介するつもりだったのですが諸々手が回りませんでして・・・失礼しました。

pc6で、実際にパソコンケースのフロントパネルに合わせてみました。全く同じ色とはいきませんが塗装前の状態に比べれば違和感はかなり軽減されたと思います。ちなみにDVDドライブのトレイの蓋だけが白く見えますが実際はベースと同じ色で、これは見え方の違いですのでご安心下さい。角度や位置が変わるとこれくらい色は変わって見えるのです。

塗装前の画像がありますのでそちらも紹介しますね。pc6撮影している環境が違うのでケースの色自体が全く違ってみえますが、ドライブベゼルとの比較ですのでそちらは気にしないで下さい。自然光と蛍光灯では全然違うんですよ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!