ロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road59 こちらもお待たせしました!ロードスターのヘッドカバー、結晶塗装の黒で完成となります。面研して光らせたアルミ素地にはクリアーも塗っておきまして、明日の夕方以降で発送可能となります。

road60 プラグホールの側面部分はマスキングをして塗らないようにしています。ここを塗るか塗らないかの判断としては、例えば純正で元々塗ってある場合にはやはり同じ様に塗っておきます(フェラーリの348のように)。またはFJ20のようにそこだけ塗らないようにマスキングしてあれば、やはり同じ様にそこは塗らないようにしています。ただ余りにも腐食が酷かった場合はサンドブラストを掛けても再発の可能性があるので、特に不都合が無ければ塗ってしまった方が良いと思います。その辺に関しても御希望があれば承りますし、特に気にしないと言うことであればこちらで判断して作業致します。

road61 今回の結晶塗装は2度目との事でして、前回の仕上がりはどういった物かは判りませんが(伺ってはいますが実際には見ていませんので・・・)、とりあえずは画像だけでも見て頂きご確認・御判断頂ければと思います。

road62普段撮影に使っているカメラだとここまでは寄れないのですが、以前使っていたコンパクトカメラも一応はまだありますのでこういった場合には重宝します。結構塗り込んでいるのでしっかりとした結晶目が出ているのが判ると思います。これが部分的に塗り足りなかったり塗りすぎたりするとムラになって見えてしまうのでこの辺の癖がちょっと難しいですかね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ランチアヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成

lancia14 大変お待たせしました!ランチアデルタのヘッドカバー&サージタンク、結晶塗装のブルーで完成となります。

ヘッドカバーは元々腐食が酷かったのでまずはそれをブラスト屋さんで直圧のブラストで処理して貰い、その後は知り合いの業者さんにアルミのオイルキャップが付けられるように加工して貰いました。折角なので最初の画像を紹介させて頂きますね。

lancia1 最初はこんな感じでした。lancia2アルミでここまでの腐食に至るのは結構稀なんですけどね。ランチアのヘッドカバーに使われているアルミ材も特別腐食し易い訳では無いですし・・・。

lancia15フィンの部分は塗装後にペーパーで研磨して光らせ、最後にクリアーを筆で塗ってあります。

lancia16 プラグ穴周りは比較的塗り難いのですが丁寧に塗ればここも綺麗に結晶目は並びます。

lancia17 この型のヘッドカバーはオイル注入口の蓋がゴム製のパッキンになっていて、ただそれだとどうしても注入口周りはオイルで汚れてしまいますから(多分)、今回はこれをアルミ製のネジ式キャップへの変更を承りました。といっても部品自体はオーナー様自ら用意し、その加工取り付けもうちでは出来ませんから知人の業者さん(いつものブレーキ屋さん)に御願いして取り付けて貰いました。汎用のアルミパイプをそれぞれの内径に合わせて削り出してエポキシ接着剤で固定しています(入れる時は油圧プレスで圧入したと聞いたと思いますが、結構前の事なのでもしかしたらこれは違うかも知れません)。

ちなみにプラグカバーはオーナー様がどこかの業者さんにてメッキを掛けて貰ったそうです。折角なのでもっとちゃんとした画像を紹介出来ればよかったのですが・・・。

lancia18 サージタンク(インマニ)はその形状からして少々塗り難いところはありますが、こちらも均一に塗れるとこんな感じで結晶目が綺麗に並んでくれます。ただ多分こちらは裏側なので付いてしまうと二度と見る事はないのかも知れませんが・・・。

lancia19それでは後ほど完成の御連絡を差し上げますね。明日の夕方便で発送可能です。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!