TOYOTA 5Mヘッドカバー結晶塗装 本塗り

5m9 こちらもお待たせしました!トヨタ5Mエンジンヘッドカバーも無事本塗り完了しております。

こちらもロードスターのヘッドカバーと同じく、一度目に塗った塗装はちょっと結晶目が良くなかったのでやはり一旦剥がしてもう一度塗り直しています。といってもこちらはそんなでも無かったのですが(多分普通の方が見てもどこが変なのかは判らない程かと)、どうせだったので一緒に塗り直す事にしました。

5m10 そしてプライマーを塗布します。ちなみにプライマーは金属なら何でも付くと言う訳では無くやはりその前には何かしらの下地処理は必要で、物理的なペーパー掛けやサンドブラストによる足付け作業に対して今回はリン酸を使っての化学的な表面処理(化成処理)となっています。

5m11そして結晶塗装完了です。画像はやはり今朝撮影したもので、既に焼付も完了しています。台が塗った時とは違う物なので違う色が付いていますから何か変ですね。危うくトリコロールになるところでした(笑)。青は先日塗ったランチアのヘッドカバーの色で、赤は昨日一緒に塗った日産FJエンジンの色です。

凸部を面研して素地を露出させ光らせたら筆でクリアーを塗って完成となります。もう少々お待ち下さいませ!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 本塗り

road65   紹介遅れましたが昨日本塗りを終えていたロードスターのヘッドカバーです。昨日もちょっと紹介しましたが一回目の本塗りでは結晶目が余り綺麗では無かったので一旦剥がして塗り直しました。まあ結晶塗装ではよくある事ですので心配は無用です。余程そのまま出す方が宜しく無いかと思いますので・・・。ただ普通の塗装であれば単に塗り直せば良いところを、結晶塗装の場合は下に残った結晶目が影響してくるので一旦全部剥がさなければならない・・・と言うところがちょっとダメージは大きいですかね。上の画像は一回目の本塗り前の状態で、素地がムラムラに見えるのは燐酸処理を行って化成皮膜が出来た為です(多分)。イメージとしては電信柱に巻いてあるスチール製のトタン(亜鉛メッキ)みたいな感じでしょうか(内容は全く違いますが)。

road66まずはプライマーを塗ります。

road67こちらは朝撮った画像で、無事綺麗な結晶目に仕上がったと思います。この後凹んだ文字部分をアイボリーで塗装します。

ちなみにこの前にお納めしたロードスターヘッドカバーのオーナー様から完成後のご感想頂きましたのでちょっと紹介させて頂きますね。一度どこかのショップさんに塗って貰ってちょっと納得出来なかったとの事でその数日後に新たなヘッドカバーを用意して頂き当店に御依頼頂きました。一応完成時の画像も紹介させて頂きます。 road60 「こんにちは。ヘッドカバー受け取りました。完璧な仕上がりです。最初からこちらにお願いすれば良かったと心から思いました。
この度は有難うございました。今後も何かあればお願いしようと思っています。」

との事です。その他参考画像なども頂いたのですがそちらは一応控えさせて頂く事としまして・・・(ネガティブキャンペーンになってしまいますので)。

それでは引き続き作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!