BMW GSフェーエルタンク サフェ入れ

bmwgs 先日素地調整を終えていたBMWGSのパリダカ仕様?フェーエルタンクです。各部のマスキングをしてプラスチック用プライマーを塗ったら2液ウレタンサフェーサーを塗布します。

bmwgs1飛び出た4本の突起はネジ穴をマスキングする為にボルトを挿しているだけです。本塗りの時はさすがにこれでは邪魔なので違う方法で行います。クリアーならまだしも、充填性の高いサフェーサーをしかも5コート塗るとなるとネジ山はしっかり残したかったのでして・・・。

bmwgs2裏側は特にタップリ塗る必要はありませんが、やはり素地を研磨した時の毛羽立ちがあるので3コート程は塗っておきます。後にサフェーサーを研磨した時に下地のポリアミドが露出すると厄介ですので(プライマー無しにそのまま上塗りしても剥がれてしまいます)ある程度は塗っておく必要があるのです。

とりあえずは一段落となりましたので次はオレンジ色(マルボロレッド)を決めたいと思います。もう少々お待ち下さいませ!

 

BMW MINIエンブレム 分解

mini37ミニのフロントエンブレムについていたプレートは両面テープでは無く接着材で頑丈に固定されていた為、アルミ製のプレートは画像のようにクシャクシャになりました・・・。さすがと言うかやはりこの辺はBMWらしいですね(自動車関係に従事している方なら判るかと・・・)。

mini38 ただこの辺は作業する前からある程度覚悟していていた所もありますので一応対策は考えていました。プレートはどの道塗装しますから新たに作れば良いのです。

mini39プレートは平面では無く曲面となっているので、そのアールに似た形の物を型として、プラ板を熱して変形させました。型として使ったのはスプレーガンの蓋です(笑)。やり方は真空成型の逆みたいな感じで、業務用のドライヤーで熱して柔らかくなった板をグっと押し込んで冷やします。

mini40 出来上がった曲面のプライタを元のエンブレムと同じ形にカットし土台に合わせます。ただ表面には多少凸凹とした歪みがあるのでペーパーと当て板を使って平らに研ぎ、さらにサフェーサーで形を整えます。

mini41 ちょっとこの状態だと判らないと思いますが、こちらはリヤの大きい方のエンブレムです。これも削ってみると直ぐに下地のアルミが出て来たので、文字の凸凹を残す(或いはパテで埋める)のであれば削り取ってしまった方が確実なのでダブルアクションサンダーで全部削り落としてしまいました。これなら後でMINIの文字跡が出てきたりする事はありませんからね。安心です。

mini42 平らだったプラスチックの板はこんな感じでレンズのようになっています。何か違うデザインで作って販売したら売れるかも?なんて思うっかも知れませんが、元々付いているプレートを外すのは恐らく常人では不可能ですので多分駄目でしょうね・・・。嫌がらせかと思うくらい強力に付いてます(土台を割らないようにした結果があのクシャクシャのプレートですので)。

mini43そしてプライマーを塗りサフェーサーを塗ってようやく一安心です。

実は事前のイメージトレーニングではファイバーと樹脂(=FRP)で作ろうと思っていたのですが、以前から一度真空成型をやってみたかったと言う事もあって今回はそれの応用?となりました。予想以上に簡単に上手く出来たのでまた何か機会があれば利用してみたいと思います。複雑な形でなければスマートフォンのカバーなんかも作れるかも知れませんね(買った方が確実に安く済む筈ですが・・・)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!