フェラーリホイールセンターキャップ 本塗り

ferrari19 先日旧塗膜を剥がしてプライマーまで塗っておいたフェラーリホイール用のセンターキャップです。センターの穴に跳ね馬の七宝焼きプレートが嵌るようになっていて、もしかしたら純正ではなく後から作成した汎用品かも知れません。純正にしてはピッタリ過ぎます(苦笑)。先に裏側にベースコートの黒を塗っておき、乾いたら裏返してテープで固定したら本塗り開始です。

ferrari20恐らくはこれと七宝プレートが何かちゃんとした土台に張り付いて完成になるのかと思います。そこまではちょっと判らないのですが、以前撮影したボディの画像がありますのでそちらを紹介しますね。

testa8こちらは川崎にある知人の板金工場で、私が小物の塗装に移行した時にここの工場に間借りさせて貰っていました。4年くらいお世話になって、ようやく小物の塗装でも軌道に乗ったので一年前に今の大田区の工場に移りました。今回塗ったホイールセンターキャップのリングはこのテスタロッサのホイールに着く物で、もしかしたらもう完成しているのでは?!と思いきや(悪い冗談ですか。笑)、まだ催促が来ていないので大丈夫なのだと思います。しかしこのままサグラダファミリアみたいにならなければ良いのですが(笑。いや大丈夫ですよ)。

CORSAIRパソコンケース 本塗り(一回目)

corsair53最初に塗ったサイドパネルの裏側がテープフリーな状態になったらマスキングします。終わったらひっくり返して本塗り開始です。

corsair59裏側に塗ったようにベースコートの黒を塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。

corsair58 大きい方も同じく裏側は全面マスキングしてあります。

corsair55そして先ほど紹介したフロントパネル上部です。塗り過ぎて隙間が埋まったら相当まずかったですが(全てが台無しです・・・)、表面張力が働いてくれたお陰で良い感じに仕上がりました。

 

corsair54元々塗ってあった塗膜の肌はガタガタでしたが全部剥がしてやり直したのでツルっとした肌に出来ました。

corsair57 ちょっと上手く撮れませんでしたが裏側もテロテロです。

corsair56 そしてフロントパネルのベース部分ですが、こちらは内側をブルーメタリックで御指定頂いていますが、まずは一旦全体を黒で仕上げました。一旦クリアーまで仕上げる事で内側の梨地を平滑にする為ですね。こちらは完全硬化後に改めて「全体を足付け処理→マスキング→内側のブルーメタリックを塗装→マスキングを剥がして全体にクリアー」といった方法で2トーンカラーに仕上げます。

という事で次はいよいよブルーメタリックになりますが、ある程度の期間は寝かしてからとなりますので次の本塗りまでは少し時間が空くと思います。もう少々御待ちくださいませ!

CORSAIRパソコンケース 本塗り準備

corsair49コルセアのパソコンケースは第一段階の本塗りまで完了しましたので御安心ください。と言ってもこちらは比較的余裕で、大変なのは第二段階の本塗りなんですけどね・・・。

上の画像はパソコンケースのフロントパネル上部で、最初に外していたアルミパネルを本塗りの前に貼り付けておきます。クリアランスがかなり狭く、多分塗ってからだと付きそうも無いですし、かといって付いたままサフェーサーを塗ると隙間が埋まってしまうのでこうしていました。黄色いのは両面テープです。

corsair50 そしてこんな感じで貼り付け完了です。元々はプラスチック素地の梨地状態で、艶々の仕上げにする為に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の工程を行って平滑な下地にしています。

四角い穴はUSB、丸い穴は多分イヤフォンとマイクジャックで、丸いのはリセットボタンだと思います。小さい四角い穴が電源ボタンで、ここに付くパネルは別で塗っています。イルミネーションランプが透過する乳白色の部品は外してあるので最後に組み付けます。

corsair51 ブルーメタリックに塗る物は後日で、まずは単色黒になるパーツを本塗りします。一部2トーンカラーになる物もありますが、それはそれで理由がありますので後ほど改めて紹介させて頂きますね。

corsair52 ケースの骨格となるシャーシの底面で、シャーシでは唯一これのみ単色ブラックですから先に塗ってしまう事にします。御依頼内容が「両面とも艶々仕上げ」なのでこんな感じでセットしなければなりません。勿論垂直に吊るして塗っても良いのですがスプレー時のエアーでフラフラするのが嫌ですし、これならタップリ塗っても垂れる心配が(殆ど)無いですからね。

corsair48まずはサイドパネルの裏側を塗ります。こちらはベースコートのみ塗ってクリアーは飛ばす程度と考えていましたが、それよりもベースコートのみを艶消し黒で仕上げたままの方が綺麗で格好良いと思いましたので先に裏を塗ってからマスキングして表を塗る事にしました。うっかりプライマーを塗った状態を撮影し忘れていたようなのでちょっと前の作業を紹介しますね。

corsair2元々この窓には90度に立ち上がった耳があったのですが、恐らくここにアクリル板を取り付ける為にその耳を削り落としています。その後サンダーで均して全体を足付け処理し、プライマーを塗って今回の艶消し黒(ベースコートのみ)を塗布しています。

corsair47質感が合わないと変なので反対側のパネルも同じ様に塗ります。マスキングしてそのままでも良かったのですが折角ここまで来てますからね。元はザラザラの半艶仕上げでしたが綺麗なフラットブラックになりました。

自然乾燥でも良いですが既に本塗りは始まっていますので早くマスキングをしたいですから一旦ここで熱を入れて乾かします。

写真が多いので別に分けますね。