CORSAIRパソコンケース 組み付け

corsair83 先日塗り終わっていたCORSAIRパソコンケースのシャーシ部分です。こちらは元々リベットで固定されて箱型になっていた物を分解してこのようにバラバラな状態で御依頼頂きました。用意が出来たのでいよいよ組み付け開始です。

corsair85 リベットはボルトナットと違って一旦付けてしまうと外すのが厄介ですから(なので普通外しませんよ・・・恐)、まずは全ての穴にリベットを差し込みます。

corsair84リベットを満遍なく挿し終えたらリベッターを使って少しずつ固定していきます。基本は対角ですかね。

corsair86 使った数はこんな感じです。リベットを使った事がある方なら判ると思いますが、リベットは打ち込む際にウッカリしていると被塗面を傷つけてしまうので塗り終わった物に打つのは結構緊張します。しかもそれがこの数って・・・(笑)。

corsair88全部打ち終わった状態ですが、実はまだ終わりではありません。

corsair87 ちょっと判り難いのですが、上の画像には今回打ったリベットと元々あったリベットがどちらも写っています。打った方のリベットにはシャフトが残って少し飛び出た物があるのでそちらはポンチで打ったのですが筐体自体がそんなに堅強な物では無いのでこちらは削って平らにする事にします。その後タッチアップをしていよいよ完成ですね。

ただちょっと他の作業を先に行うので、こちらの完成は来週早々になるかと思います。お待たせして申し訳御座いませんがどうかもう少々お待ち下さいませ!

メルセデスベンツ樹脂製エンジンカバー結晶塗装 完成

benz145そしてお待たせしました!メルセデスベンツのプラスチック製エンジンカバーはイタリアンレッドの結晶塗装で完成となります。撮影は昼間に済ませておいたのですが現場作業がバタバタしていてすっかり紹介が遅れてしまいました。大変お待たせしました!

benz146今日はちょっと天気が悪かったので少し暗く見えてしまいますが、明るいところで見ると鮮やかな赤に見えますので御安心下さいませ。

benz147 一見すると普通のサイズに見えますが実際は一般的な四気筒エンジンの倍くらいの多きさです。BMWもそうですが樹脂製のエンジンカバーは大抵大きめのサイズになっているみたいですね。まあ確かに大きい方が偉そうな気がしないでも無いですし(笑。しかし値段が・・・)。

benz148ちかくで見るとこんな感じにチヂレ目を見ることが出来ます。単なるザラザラとした塗装では無いのが判りますよね。結晶塗装用の塗料は塗って熱を入れれば勝手にこの模様になってくれるのですが、ただそれを全体にムラ無く綺麗にとなると結構難しくて、今回のように一度目は結晶目が上手く並ばずもう一度塗り直し、と言うケースは少なくありません。これが単なる売り物だったら一回目に塗った時の仕上がりでも問題は無いのですが、依頼品となると全く違う内容なのは当然ですからね。それなりの費用を頂く分ハイプレッシャーな仕事になるのはやむを得ないのです(苦)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

メルセデスベンツ樹脂製エンジンカバー 組み付け

benz149 すっかり紹介が遅れてしまいましたが本日無事完成しておりまして、完成時の撮影も昼の内に済ませておきましたので御安心ください。そちらは後ほど紹介しますね。

こちらは昨夜に行った作業で、最初に外しておいたスリーポインテッドスター(ベンツマーク)を取り付けているところです。嵌め込みでは差し込んだ足を溶かして固定されていたので同じ様に溶着で取り付けておきます。ちなみに熱くなるところなのでホットボンドとか瞬間接着剤とかだとあっという間に外れてしまいます。使うならせめて2液のウレタン系かエポキシ接着剤ですが、次に外す時の事も考えるとやはり溶着が良いかも知れません。

benz150そして遮熱用のアルミ板をエポキシ接着剤で固定します。これも元々は溶着で付いていたのですが、こちらはABSではなくPA(ポリアミド=ナイロン)なので溶着では無く接着にしています。融点が高いので半田ごて程度では多分上手くいかないんですよね。そもそも溶棒がありませんし(笑。まあその辺のを拾って使っても良いでしょうが多分PP(ポリプロピレン)と同じく上手く着けるのは難しいと思います)。

ちなみに写っているリモコンは単なる重しです。軽いとちゃんとした位置に固定できませんし、逆に重いとアルミ板が凹んでしまうので何か丁度良いものを・・・と探したら近くにこれがあっただけですので。

それでは続けて完成画像も紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ。