BMWパニアケース蓋塗装承ってます

DSC_0749 先日到着しておりましたBMWパニアケースの蓋、左右セットとなります。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

色はライトホワイト(カラーコード:B15)で承っておりまして、BMWの配合データでは見つからないのですが、BMWの「MINI」の項目では存在しますので今回はそちらで承っております(恐らくは同じだと思います)。ちなみにこれは先日BMW MINIのエンブレム塗装でも使った白ですね。

DSC_0752尚、素地はいつものようにザラザラとした梨地ですので、こちらは「研磨→プラスチックプライマー塗布→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地にしてからの本塗りとなります。このまま塗っても塗れない事はありませんが艶が引けたような仕上がりになってしまいますからね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

アウトランダーテールランプ&ガーニッシュ 塗装承ってます

outlanderすっかり紹介が遅れて失礼しました。アウトランダーのテールランプ&リヤガーニッシュレンズ合計5点は「レッドキャンディー+おまけスモーク」で承っております。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

テールランプはオーナー様にマスキングテープで印を付けて頂いた箇所をクリアーに残して、その他をレッドキャンディーに、そして最後に全体に薄くスモークを塗布します。リヤガーニッシュの3点はマスキングは行わず全体をレッドキャンディー+おまけスモークでベタ塗りとなります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

GIVIトップケース蓋 本塗り

givi10 こちらもお待たせしました!GIVIのトップケースのカバーパネルも無事本塗り完了しております。

フチについていたモールは両面テープだけかと思いきや裏側のシールパッキン(黒い紐みたいな物)を外したら小さなネジが出て来ました。この辺が日本製品との大きな違いですかね。国産品は出来は良いのですが分解の事は想定していない為か、外そうとすると割れてしまうような爪での固定かガッチリ両面テープといったパターンが殆どですので(そういえばAUDIドアのベルトモールとサイドモールも相当嫌がらせみたいな構造でしたが最近は改善されたのでしょうか)。

givi11 全体にペーパーを当てて足付け処理をしたら裏側をマスキングして本塗り開始です。ちなみに素材はプラスチックですが塗装済みの状態なのでプラスチック用プライマーは必要ありません。一応フチだけ塗っていますけどね(裏側回りこんだ箇所で未塗装の部分もありますので)。

givi12 そして本塗り完了です。お待たせしました!色が変わっただけですが全然イメージが変わりましたね。

今回御指定いただいた塗色はオールペンしたバイクの車体と同色に!という事でして、色はHONDA amethyst purple pearl-met.(カラーコード:RP34P)で承っています。赤や紫のパールが入った色です。

givi13こういった後付のパーツでもボディーカラーと同色になる事によって一体化して、全体のボリューム感も全然変わるんですよね。効果は高いと思います。

それでは組み付け完成後改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

ボンネットダンパーヒンジステー 本塗り

stay2 大変お待たせしました!ベンツ用社外品ボンネットダンパーのステーも無事本塗り完了しております。上の画像は足付け処理を行った状態で、塗装しないジョイント部分にゴムホースを被せて固定した状態です。

stay3 足付け処理の際に角が露出してしまった箇所もあるので全体的にプライマーを塗っておきます。

stay4ベースコートはベンツ純正色の「ポーラシルバー」(カラーコード:761)を塗布し、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ちなみに「色」(ベースコート)についてはその都度原色を配合して作成しているのですが、これについてちょっと前に紹介したところ、あるお客様から「てっきり最初から出来ているのかと思ってました(驚)」との事で私の方がビックリしてしまいました。ああなるほど、確かにそう思う方が普通なのかも知れませんね。ただこれには一応例外もあるのでちょっと紹介したいと思います。一応話の流れとして以前の画像もまた紹介します。

standox_4自動車補修の塗料は「原色」と言う基本的な塗料があって、塗料メーカーから配布される配合データを元に色を作れるようなシステムになっています。なので新車(新色)が出てもデータさえ手に入れば直ぐに作れるのです。ただし途中で新しい原色も追加されたりするのでいつまでも最初のままでは作れない色も出てきますけどね。

standox5で、一応こんな感じの色見本帳などもあったりします。世界中の車メーカーで販売されている全ての色を網羅しているような物ですが正直あまり使い物にはならなく・・・(笑)。

ちなみに先ほどの塗料もこの色見本も保管しているのは自宅で、以前知人の工場に間借りしていた頃の名残でこのままなのですが、前記したように余り使い道が無いのでそのまま放置した状態になっています。売れば少しはお金になるんですけどね。まあ見た目が格好良いという事で(笑)。

standox7そしてこちらが前記した「例外」の塗料で、画面中央にある濃い緑色の缶はベンツ純正色のブルーブラックメタリック(カラーコード:199)は最初から色が作られた状態で販売されています。ディーラーの集中センターなどであれば同じ色を大量に使うので、わざわざ配合する手間を省く為に予め出来上がった物を特注で作って貰う事が可能だったりします。所謂「パッケージ」と呼ばれる物ですね。多分凄く割高なので町工場レベルでは普通使わないと思いますが・・・(勿論頼んで作って貰った訳ではありません。苦)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

ポルシェブレンボキャリパー塗装 完成

brembo75 大変お待たせしました!赤かったポルシェ用ブレンボキャリパーはスピードイエローになって完成となります。画像だと付属品は付いていませんが撮影後に取り付けてありますので御安心ください。

brembo76 ポルシェのロゴは黒で、こちらも塗装で入れてあります。この型のキャリパーを他の車に流用する時にはこのロゴをbremboやLEXUSに変えたりします。MercedesBenzやalfaromeoなんかも時々ありますね。

brembo77ちなみにキャリパー色とロゴ色の組み合わせはある程度決まっていて、今回のように本体がイエローであればロゴは黒、赤と黒の場合は白、ゴールドの場合は赤といった感じですかね。塗装なら基本的に何色でも可能ですが、この辺はやはり王道で行くのが宜しいのかも知れません。取り付けた後にちょっと違ったかも・・・なんて事はどうしても避けたいと思いますので(恐)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!