BMWホイールセンターキャップ 本塗り

bmw283マスキングが完了したらいつものようにボール紙で出来た芯棒に固定し本塗り開始です。まずはアルピンホワイトⅢのベースコートです。

bmw284 しっかり色が隠蔽したらマスキングを剥がします、が・・・。全部のマスを一度に塗った為にスプレー方向が垂直になってしまい、表面張力によりマスキング際に塗料が集まってしまい塗膜の段差が強く出来てしまいました。本来はシルバーの部分が出っ張っていなければならないのに白く塗ったフチの方が高いと言う結果に・・・。

bmw285 あのままクリアーを塗る訳にはいきませんので、一旦全体をペーパーで研いでフチに出来た段差を削り落とし、改めてマスキングをし直して今度は各々のマスを一つずつ塗っていく事にします。と言うか前回行ったボンネットエンブレムの時は確か最初からこの方法だったんですよね。うっかりしていました。

bmw286 既に色自体は隠蔽しているので、新たなスプレーは輪郭をシャープにする程度ですから少しの塗装でOKです。

bmw287そして全てのマスキングを剥がし、クリアーを塗って本塗り完了です。

と、今回は途中失敗がありましたが実際塗装の仕事は常にこんな感じで、時々はマグレ的に事が上手く運んだりもしますが基本的には修正修正また修正の積み重ねです。ただそういった時の為に今回も下塗りとして二回に分けている訳ですので、今回もっと大きな問題が起きたとしてもシンナーで拭けば良いだけですから大きな問題でも無いのです。手間を掛けるのは仕上がりを良くする為でもありますが安全策の為でもあるんですよね(ただしそれをやり過ぎると経営を圧迫する訳ですが・・・苦)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

BMWホイールキャップ 本塗り下準備

bmw279 先週中に周りの部分の下塗りが完了していたBMWの純正ホイールキャップです。残った中央部分を周りと同じくアルピンホワイトⅢにするべく再度足付け処理を行います。ちなみに下塗りも本塗り同様ちゃんとクリアーを塗って完全硬化させています。足付け作業は前回と同様ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使います。

bmw280 足付け作業が終わったら予め用意しておいたマスキングシートを水を使って位置を合わせまがら貼り付けます。今回塗るのはシリバーライン内側から内側です。

bmw281 中央をクロスに分断するのは丁度1ミリの幅でした。こちらも同じくマスキングシートで作成してあります。

bmw282ちなみにホイールキャップ外側の根元部分の黒は全く意識していなかったのですが、もしかしてホイールに装着してもここが見えたらマズイので一応ここも同じく白で塗っておきます。どの道最初の下塗りの時点でここを一緒には塗れなかったので「しまった!」と言う訳では無いですね。

既に本塗りも終えていますのでそちらは改めて紹介しますね。ちなみに途中で一度失敗していますが、その後フォローで復帰しました。ちょっと事前に考えていたイメージが甘かったようで反省しております。