象印魔法瓶 旧塗膜剥離

zojirushi3 こちらもお待たせしました!象印の魔法瓶ステンレスマグも作業着手しておりますのでご安心くださいませ。

現状新品時の塗膜は著しく密着性が悪く、マスキングの為にテープを貼って剥がしただけで上の画像のようになっています。これは塗料(材料)が悪い訳では無く、ステンレス(金属)に直接キャンディー塗装のような上塗りを行えば当然なんですけどね。最初の内は何かの作用?のお陰でかここまで酷くは無いのですが、使っている内に段々と密着性が劣ってくるんですよね。まあ製品の値段からしてこの辺は仕方ないとは思いますが。

ただ問題は被塗面がキリン氷結の缶みたいに綺麗なひし形に凸凹になっている事で、これをサンダーを使って削ろうとするともしかしてプレスラインの頂点に穴が開くんじゃ・・・と懸念されます。菱面一つ一つにサンダーを当てていくなんて事も不可能では無いですがちょっと疲れてしまいそうでして・・・。

zojirushi4 という事で今回はサンドブラストを使います。容器の下側に少し隙間があってそこから砂が入ると厄介そうなのでそこはマスキングしています。ちなみに一番底に貼ってあったテープを剥がしたら下に円形の薄いプラスチック製のシールが貼ってありまして、さらにそれを剥がしたら水抜き用?の穴が出てきました。なので最後はそのシールも塗って元通り貼っておくようにします。

zojirushi5そしてサンドブラスト完了です。この後マスキングしている所を剥がしそちらはペーパーでネチネチと削っていく事にします。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!

INTENSE MTBフレーム 旧塗膜剥離

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先日溶剤槽に浸け置きしておいたインセンスのアルミフレームです。一週間くらい浸けておいたので半分くらいは剥がれて来ています。

剥離に使っているのは一般的な使い捨てタイプの剥離剤では無く、スプレーガンを洗った後に廃棄する汚れたシンナーを集めて満たしたタンクにフレームを沈めておいています。使っている内に目減りする分は新たなシンナーの追加が必要ですが、こういった塗膜片以外にゴミとなる物が出ないので私的に気に入っています。工場を移転した際にも一旦一斗缶に移して持ってきていますからかれこれ5年くらい使いまわしているのではないでしょうか。

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ただしその威力は剥離剤程に強力では無いので、残った塗膜はスクレーパーやワイヤーブラシなどを使って剥がし、ある程度傷を付けたら再度溶剤槽に沈めておきます。多少でも傷が付けばそこから溶剤が浸透し易くなるので剥離のスピードが上がるので時々これをやってあげると効果的です。ちなみに温度が高い方が分子の動きが活発化する為か剥離能力は高くなりますので冬場に比べればこれでも大分スピードは早い方なんですよね。

という事でもう少々お待ちくださいませ!

オデッセィのライトガーニッシュが装着されたようです

odyssey36 先日お納めしたオデッセイ用のライトガーニッシュが無事装着されたようで、オーナー様より画像とコメントを頂きましたので紹介させて頂きます。これだけ見てもどこを塗ったのか判らないと思いますので完成時の画像も紹介致しますね。
odyssey34  元々メッキが施されていた物をボディ同色に塗装しました。
odyssey37オーナー様から頂いたコメントは以下の通りです。
「昨日無事ディーラーで装着されましたので、報告の写真を添付させて頂きました。
RCオデッセイオーナーにしかなかなか分からない違いですが…。
 
日記中で、輸入品?という話が出ていましたが、これは国内で販売している純正アクセサリーです。ただし、メッキの製品しかありません。ディーラーではメッキへの塗装に難色を示され、また保証もできなくなるとのことで一時取り付けも渋られたのですが、ちゃんと取り付けてもらえました。
自分的にはメッキはNGでしたが、デイタイムランニングライトをどうしても取り付けたく色々思案しておりました。汎用品を格好良くうまく取り付ける方法がなく困っていたところ、貴社のホームページを見つけてメッキの上に塗装をして頂くことにした次第です。
おっしゃるとおり、控え目かつ純正品を用いてクオリティ高く仕上げたかったのですが、イメージ通りになりました。スポンジの貼り直しも含め、とても丁寧な作業をありがとうございました。」
との事です。いやはや有難いお言葉恐縮です。こちらこそ有難う御座いました!
それにしてもナンバー部分の画像処理がプロ級でびっくりしました(笑)。