コペンコーナーセンサー(ソナー)本塗り

copen1大変お待たせしました!ダイハツコペンの純正コーナーセンサーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。結構色々大変でした・・・。

通常このソナーは中央の部分と周りのカバーが分解出来るのですがこちらはガッチリシーラーで固定されていて分解が出来ないようになっていて、一応試しては見たのですが全く取れる気配もありませんでした。

ちなみに当初よりゴムの部分はマスキングでここだけ塗らないようにするつもりでしたが、綺麗に塗れそうもない場合はゴムの部分も一緒に塗ってしまうかもとはオーナー様に伝えておきました。ただ事前にテストしてみた結果、恐らくこのゴムはシリコン系で、塗装は全くくっ付きません(苦)。

copen3 ただ作業していて面白い発見をしたのですが、エアブローをするとゴムの部分が少しだけ浮きます。さすがに抜けはしないのですが、これだけでも出っ張ってくれると見切りのラインはハッキリしてくれるのでかなり助かりました。マスキングシートは径を測ってデータを作成→カッティングプロッターで作成しています。ただ対象がシリコンゴムですからこれすらちゃんとくっ付かず、普通にスプレーをするとその風圧で飛んでいってしまうと言う始末でして・・・(疲)。

copen4 という事ですが、プライマーからベースコート、パールコート、そしてクリアーまでの全工程をエアー量の少ないエアーブラシ(口径0.3mm)で行う事でゴム部分に貼ったマスキングシートが飛んでいくのは対処出来ました。余り口径の小さいガンで塗るとドライコートになって肌が悪くなったりメタル(パールも)粒子が立ち過ぎて色味が変わってしまうので通常は避けなければいけませんがこの程度のサイズなら問題無いので丁度良かったです。

copen5ちなみにこの状態だとゴムの側面に色(塗膜)が着いてしまっているのですが、事前に行ったテストからしてこのゴムに塗料は全くくっ付かないので、塗料が完全硬化したら爪で擦れば簡単に取れてくれる筈です。さらに最後にゴムを押し込めばかなり綺麗な見切りになると思います。

どうぞもう少々御待ち下さいませ!