ハコスカL型ヘッドカバー 結晶塗装承ってます

nissan2先日到着しておりましたハコスカのL型ヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ご依頼内容は結晶塗装の黒で、NISSANとそれを囲む枠の凸部を最後に面研して光らせます。丁度同じ内容の施工例がありましたので完成画像紹介させて頂きますね。
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 恐らく全く同じ部品なので完成イメージはまさにこんな感じになる予定です。
nissan3日々の作業や完成時などの撮影はそれなりに手間で、これさえ無ければもっと早く帰れる筈なのですが(もう苦笑しか無いです)、ただ実際にその時に行った作業をこうやって画像として紹介出来るのはやはり説得力があると思いますので、今があるのはこれらのお陰なのでしょうね。多分これが私の財産です(って昔の画像は綺麗さっぱり消えて無いのですが・・・!)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
近々NDロードスターとCB1300のヘッドカバーの結晶塗装を行う予定ですのでそちらももう少々お待ち下さいませ。他に業者さんからRB26エンジンパーツ一式とBMW M POWERのヘッドカバーが数枚あったりと、ここの所結晶塗装がフィーバーしております。少し前は全く無かったのですが、うーん、これってどういうことでしょう?

ROVER MINIライセンスカバー&メッキパーツ 下準備

mini194 こちらもお待たせしました!ローバーミニの各パーツも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

上の画像はリヤトランクに着くライセンスランプカバーで、浮き上がった塗膜の下にはやはり腐食が発生していたのでシングルサンダーでザクザクと削り落とした後、ダブルアクションサンダーで表面を均しています。多分新車時に酸洗い(燐酸処理)とかしないでそのまま塗っているのだと思いますが、昔勤めていた会社の英国人曰くこれがローバースタンダードなので問題無いそうです(と言うのが彼の口癖でした)。

mini195フロントワイパーの根本に着いているメッキパーツは素材が金属なのでサンドブラスト処理をしてしまいます。ちなみにメッキの表面にスモーククリアーみたいな塗装が施されていました。ボルトに段ボールを差し込んでいるのはネジ山は研磨粒子が当たらないようにする為です。

mini196 こんな感じでサンドブラスト完了です。メッキそのものを剥がした訳ではありません。

mini197ライセンスランプカバーはアルミ素材なのでプライマーを塗った後サフェーサーを塗っています。腐食を削り落とす為に局所的に削った部分もあるので、後の研ぎ作業でラインを整えたいのでサフェーサーは6コート程塗っておきました。「そんなに塗って大丈夫なの?」と思いそうですが、STANDOXのシステムフィラーはとても良い塗料なのでフラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)さえ気をつけてあげれば問題ありません。厚塗りが駄目なサフェーサーもありますのでその辺は使い訳ですかね。昔使ったいたカ○ペのジャ○トとかかなり痛い目を見ましたがまだあるのでしょうか。

mini199メッキパーツの方も同じくプライマーを塗って、ただライセンスランプカバーほどガッチリ研ぐ訳では無いのでサフェーサーは2コートのみとしています。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

SUBARU WRXメッキマーカー 下準備

wrx2こちらもお待たせしております!スバル純正のWRXサイドメッキマーカーです。こちらも元は装飾クロムメッキが施された素地だったので一旦メッキ用の下地処理を行ってからの本塗りとなります。メッキ素地の上に直接密着剤を塗ってそのまま上塗りという方法も駄目という訳では無いのですが、当店でその方法は行っておりませんのでいつも通りの仕様で作業しています。

この後ガッチリ熱を掛けて完全硬化したら全体を研いで本塗りとなります。作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ホンダオデッセィメッキガーニッシュ 下準備

odyssey40こちらもお待たせしております。ホンダ純正のオデッセィ用メッキライトガーニッシュです。

裏側に貼ってあったスポンジテープ群は全て除去し、メッキ素地用の下地処理を施した後に、ウェットオンウェットにてサフェーサーを塗布しています。ウェット・オン・ウェットなる塗り方は、本来なら途中で熱を入れるべきところを、違う材料の塗料を一度に重ねて最後に熱を入れる、みたいなやり方ですかね。

ウェットオンウェットは塗料の組み合わせやタイミングなどを間違えるとチヂレやクラック、密着不良などを生じたりしますが、上手く利用出来れば途中での強制乾燥や足付け作業などの工程を大幅に減らせますし、完全に焼き切って艶々のまま(足付け処理をしないまま)塗り重ねるような塗膜とは全くの別物なので密着性は非常に良好です。バイクのガソリンタンクなどを全体にサフェーサーを塗った後、裏側だけを先にクリアーまで終わらせておくとその後の本塗りの時は台に置いて塗れるので、メインとなる表側だけに集中して作業が出来るのでお勧めです。

この後はサフェーサーを研ぎ付けたらいよいよ本塗りです。作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ブレードアンテナ&カバー 塗装承ってます

antena34 先日到着しておりましたブレードアンテナ&アンテナカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらのオーナー様は先日同じくルーフアンテナカバーをご依頼頂いた方で、今回新たにこちらの2部品もご依頼頂きました。色は前回と同じホンダ純正色の「クリスタルブラックパール」(カラーコード:NH731P)なのですが、どうやら先日のアンテナカバーはご家族の物で、今回のこちらはオーナー様の車に装着される模様です。ご、ご家族で同じ色の車って凄いですね!

antena32 こちらが先日お納めしたばかりのルーフアンテナカバーで、オーナー様よりご感想も頂いていますので紹介させて頂きますね。

「 本日無事に荷物を受け取りました。丁寧に包装していただいたおかげで塗装剥げなども全くありませんでした。

 塗装については流石としか良いようがありません。素人ではあのパール感は出せないです。

 実はあのパーツは私の父が自分の車用に購入してきたものです。しかしカラーリングに関してボディとの統一感が今一つに感じられると嘆いており、箱から出さずに文字通り封印されている状況でした(笑)
 ポールアンテナをそのまま使用出来るという点を父は気に入っていたのですが、既に塗装された商品であるためカラーリングに関しては我々ではどうしようもない状況でした。
 そんな中、友人が以前プロフィットさんのお世話になっていたことを思い出し、塗装の依頼をした次第です。 父も現物を確認し、完成度の高さに満足しています。

 私もアンテナの変更を検討しており、自家塗装にて行おうかと考えていましたが、プロフィットさんにお世話になるかもしれないです。 その際はよろしくお願いします!

 今回は本当にありがとうございました! 」

との事でした。いえいえ、こちらこそ誠に有り難うございます。そして実際のご依頼者であるお父上(何故か笑)と、ご紹介頂いたご友人の方にも感謝ですね。

antena35ブレードアンテナの取り付け方法は純正のルーフアンテナと交換出来るので簡単なようなのですが、今回は土台部分にカバーも取り付けるので、ブレードアンテナとベースの一部が干渉してしまい、本来はもっと後方にまで倒れる筈ですがそのせいで途中で止まってしまうとの事です。なので今回はカバーにある切り込みを後方に10ミリ程広げ、またカバーの下部には水抜き用の切り込み穴も設けるよう承っています。クリアーは前回同様クリスタルクリアーへの変更となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有り難うございます!