NDロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road159こちらもお待たせしました!新型NDロードスターのヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。

road160 先ほどのCB1300のヘッドカバーで紹介しましたが、こちらは既存の赤にパールを入れてあって光に当たると表面が少し変化するようになっています。イメージとしてはこれが装着される車体色のソウルレッドプレミアムメタリックで、ただあちらはキャンディーカラーですのでさすがにそれの再現は難しく(勿論オーナー様も御理解頂いています)、それの代わりにパールを入れてみたって感じです。ただ思ったよりも効き目は少なかったかも知れませんが・・・(すいません・・・)。最初の状態も紹介しますね。

road145純正は未塗装状態で、比較的綺麗なシルバーなのですがこれが経年でどうなっていくか、と言うところだと思います。もしかしたら最後まで綺麗なままかも知れませんし、旧型と同じく徐々に黒ずんで最後は腐食が出てしまうかも知れません。燐酸処理をした感じではいつもの通りだったのでそんなに長持ちするとは思えませんが・・・まあいずれ判る事ですかね。

 

road162 パールが効いて確実に普通の結晶塗装とは違うのですが、やはりキャンディー塗装にはちょっと(と言うかかなり)遠く及ばないかも知れません。ただ両者は全然違う性質ですしね(もう開き直った感じですいません。笑)。

road158結晶塗装は遠めで見ると艶消しっぽくみえるのですが、実際はこんな感じで半艶状になっています。なので砂埃などが積もったとしても水に濡らしたウェスでふき取れば簡単に汚れが取れたりします。イメージ的にメンテナンスが難しいように感じますがそんなことはありませんのでご安心下さいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

HONDA CB1300ヘッドカバー結晶塗装 完成

cb24 大変お待たせしました!ホンダCB1300のヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。フェラーリ風のイタリアンレッドですね。

cb25 小さなカバーの中に入っていた部品は元の通りに戻しておきましたが一応チェックしておいて頂ければと思います。ちなみに本塗りの時は向きが逆だったのはあの方が塗り易い事と、あとは私が完全に勘違いしていただけです。分解前の画像を見てびっくりしました・・・。

最初の画像も紹介しますね。

cb14 純正の状態ではアルミの素地にクリアーが塗ってあったみたいですが、案の定と言うかクリアーだけでは防錆効果は無くその下で腐食が発生してしまっていました。ただこうなってしまった部品でも、塗装(と下地処理)を行う事で耐久性は純正以上にまで出来たりします。と言うかプライマーはちゃんと塗りましょうって。

cb26今回の腐食は根深かったので、いつもお世話になっているサンドブラスト専門店にて根こそぎ削り取って頂きました。いくら見た目を綺麗にしても後で再発したら意味が無いですからね。

cb22 近くで見るとこんな感じです。私的にははっきりとした目の結晶塗装が好きなので(じゃないとボディーシューツと大差ありませんので)、通常の塗装に比べるとかなり塗り込んでいます。ただ時々失敗して全部シンナーで洗い流す・・・なんて事もありますけどね。

cb23左側のヘッドカバーは今回一緒に作業したNDロードスターのヘッドカバーで、同じ赤でも色が違うのが判ると思います。右側のCB1300のヘッドカバーはイタリアンレッドな結晶塗装なので多少朱色っぽく、左側のロードスターのヘッドカバーはそこから少し調整してレッド系のパールを入れていたりします。言われても判らないかも知れませんが(すいません・・・)、画像を良く見てみると光に当たって少し発光(反射)しているのが判ると思います(そう刷り込むように、と。笑)。こちらは後ほど紹介しますね。

メールは頂いておりませんので時間が遅いですから明日以降に電話にて完成のご連絡を差し上げたいと思います。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SUBARU WRXメッキマーカー塗装 完成

wrx8 大変お待たせしました!スバル純正のWRXメッキマーカー、本日完成となります。撮影は明日にと思っていましたが、うっかり帰るタイミングを見失ってしまったので結局今日の内に撮影しきってしまいました。

wrx15塗装の前に剥がした両面テープは、元々貼ってあった台紙を型にして50mm幅の両面テープから切り出して元のように貼りなおしています。両面テープに切り欠けがあるのは多分水抜き用の穴だと思います。

wrx9 工場二階には撮影専用のスペース(と言うか単にIKEAの白いテーブルの上)があって、ここを使えば天気や時間を気にせず撮影が出来るので今の私の仕事にはかなり重宝しています。

wrx11 いつも仕事で使っているカメラはNIKONのD40とD200と言う一眼レフで、ただそれらのカメラだと近くの物が撮れないので(マクロレンズと言う物を持っていません・・・)、今回は昔使っていたコンパクトカメラで撮影してみました。塗色はスバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)で、見ての通り中々面白い色をしているので近くに寄って撮りたかったのです。このコンパクトカメラは結晶塗装の結晶目を近くで撮る時にも使っている物ですね。

wrxこちらが最初の状態で、素材はABS樹脂のプラスチックですが装飾クロムメッキが施されていますのでそのまま普通に塗っても塗装は密着しません。ちなみに凹み文字内はザラザラな感じでしたがそこも艶々に出来ていると思います。

wrx12ベースコートの中にあるメタリックのアルミ粉やパールも綺麗ですが、クリアー自体の質感が美しいのも良く判ると思います。クリアーはその名の通り透明な塗料ですが、製品によって美しさや性能は全然違うんですよ。勿論今回はクリスタルクリアーです。

今日はもうこんな時間ですので、明日改めて完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!