BMW R1200RT パニアケース等 サフェ入れ

bmw412 こちらも大変お待たせしております。BMW R1200RTのパニアケースとミラーカバー等部品三点は作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

まずは傷が付いた箇所を削り落とします。順番としては#120→#180→#240→#320→#400をダブルアクションサンダーで、エッジなどは手掛けの#240~#320、最後にアシレックスブルー(青い布状の物です)で足付け処理をしておきます。この時点では全体の足付けでは無くサフェーサーが塗られる箇所のみでOKで、とにかく足付け処理がされていない箇所にはサフェーサーは塗らないように、また#240よりも粗いペーパー傷には必ずサフェーサーが被るようにします。

bmw413 小物はほぼ全体を、パニアケースは60%くらいサフェーサーを塗ります。「どうせなら全部塗ってしまった方が」と思いそうですが、とにかく2液ウレタンサフェは研ぐのも大変ですから、理由も無く範囲を広げて塗る事は全く無意味です。まあ怪しいと思ったら塗ってしまいますけどね(今回は大丈夫です)。

bmw414 プラスチック素地が出ている部分にはプラスチックプライマーを塗布し、徐々に範囲を広げて(またはその逆に)サフェーサーを塗っていきます。全部で6コートですかね。

bmw4152液ウレタンサフェーサーは自動車補修塗装の下地としては必須の下地塗料で、自家塗装などで使われるラッカーサフェーサーに比べるとその性能は雲泥の差です。ただししっかり熱を掛けて硬化させてあげないとチヂレなどを生じたりするのでその辺が難しいんですよね。上手く使えばパテを使う場面もかなり減らせるのでヘヴィー自家塗装ユーザーにはお勧めかもですね。軟化剤を入れたりして柔らかくも出来ます。

これと並行してキーボードのパネルも一緒にサフェーサーを塗っています。そちらも続けて紹介しますね。引き続きもう少々お待ち下さいませ!