ロボット(Robi)赤茶系パーツ 本塗り

robi22 こちらもお待たせしました!ロボットRobiの赤茶系パーツは無事本塗り完了しています。

robi23 素材はABSで、最初に行ったパッチテストではABSの中でも比較的しっかりとしたタイプだと思っていたのですが、今回の赤系パーツはシリコンオフを付けたままにしておくと表面が溶けて来ます。と言ってもベトベトする程では無く(そういう事もよくあります)、何度拭いてもウェスが赤茶色になるといった感じですかね(十分溶けてます)。

robi24 という事でベースコートは様子を見ながら余りウェットにならないよう注意しながら塗っていき、ただやはりと言うか部分的に侵されるような感じのところはありました。研いでもまた塗ると同じ様に表面に模様が出てくるんですよね。

robi25 ただ今回は(と言うか今回も)ベースコートの上にはしっかり艶消しクリアーを塗る2コート仕様なのでそのくらいなら特に問題はありません。画像は既に艶消しクリアーを塗り終わってから1時間くらい経って艶が消えた状態です。

ちなみにプラモデルに多用されているPS(ポリスチレン)は塗料の溶剤で激しく溶けるので通常の自動車補修用塗料では塗れません(と言いつついつも塗っていますがあれは仕事ではありませんので)。

robi26 そして注意したのが耳の部分で、塗料をタップリ塗ってしまうと細かい模様が埋まってしまうので、塗料の希釈率を上げて塗出量を絞り最低限の膜厚で完了するように仕上げました。

robi27胸の音声が出る穴?も耳のパーツ同様、少ない塗料量で且つしっかり塗りこんでおきました。どのパーツも裏表同様に塗ってあります。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。次はいよいよ白パーツ、または黒パーツでしょうか。それらは今までとは比べ物にならない量なので一体どうなる事か・・・(恐)。

それではどうぞもう少々お待ち下さいませ!

コペンメッキエンブレム艶消し黒塗装 完成

copen26 先日本塗りを終えていたダイハツコペンの純正メッキエンブレムです。最後の仕上げに裏側に両面テープを貼り付けます(レーザーカットでは無いのでこれくらいはサービスで対応しております)。

両面テープを貼る方法としては、「エンブレムに直接両面テープを貼ってハサミ&カッターでカット」と言う方法もあるのですが、さすがに塗装した物にそれは遣りたくはありませんので一旦台紙に転写してそこから両面テープを切り出します。ちなみに台紙に使うのはテープの糊が付かないタイプの物が必須で、私の場合はクロネコヤマトの伝票の台紙をとっておいて再利用しています(セコイと思われそうですがこれがとても良いんですよ)。

copen27 トレースした輪郭から3ミリくらいマイナスにオフセットしてデザインカッターとハサミが切り抜きます。厚手の両面テープはとても切り難いので余り綺麗ではありませんが、「ここも綺麗に!」と言う事であればレーザーカットでの作製でも可能ですのでご希望の方は是非ご利用下さいませ(データの作成を含むと数万円掛かりますが・・・)。

copen28 と言う訳ですがサービスだとこんな感じになります。直線的な場合はもっと継ぎ接ぎになるのですが今回は曲線なのである程度手間が掛かるのは仕方ないですね。

copen29 とても面倒なCopenのロゴもこんな感じで貼り付け完了です。ちなみに両面テープを貼る際に気をつける事としては、エンブレムより1ミリくらいは内側にオフセットしておかないと隙間から両面テープや汚れが見えてしまうのでNGです。かならず一回り小さめのサイズにして貼りましょう。

copen21 そして新たに用意した台紙を貼って完成です。お待たせしました!

copen22 Copenのエンブレムは中央付近が浮いていますがこれは元からですので大丈夫です。多分貼る場所が少し曲線的なラインになった場所なのでは無いでようか。

copen24 艶消し黒の塗装は「ベースコートの黒+艶消しクリアー」と言う仕様で、クリアーは通常の艶々な物と同じく2:1の2液ウレタン性なので耐久性はありますから「洗車している内に角が擦り切れた!」なんて事もほぼありませんのでご安心下さいませ。

copen25また元々のメッキ素地は剥がした訳では無く、それを残したまま剥がれ難い塗装にしていますので「うっかりガムテープを貼って剥がしたら塗装も一緒に剥がれた!」なんて事も殆ど有り得ませんのでご安心下さいませ(そういったテストはしています)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マツダ軽油用フューエルキャップ塗装 完成

mazda12 大変お待たせしました!マツダディーゼルエンジン用フューエルキャップの塗装、本日完成となります。

diesel元々は未塗装のザラザラとした梨地の状態で、これを平滑な下地にしてから軽油のイメージカラーでもあるグリーンに塗装し、その上に既存のロゴと同じ様な感じでそちらはグレー色で塗装しています。

mazda15 店員さんに給油して貰えるガソリンスタンドであれば混油(=燃料の種類を間違う事をそう呼びます)の可能性は低いですが、自分以外の人が給油する際に、それがセルフスタンドだったりするとうっかりガソリンとかを入れてしまいそうですよね。これなら給油ノズルの色とお揃いなので間違える可能性もグッと下がると言う訳です。ただここまで艶々に仕上げるのは単なる自己満足に近いと思いますが(笑)。

mazda14既に梱包も終えていますので明日には発送可能です。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!