牽引フック 下準備

hook1 こちらもお待たせしております。スチール製の牽引フックも作業着手しておりますのでご安心くださいませ。

元々は新品の状態だったのですが、多分以前施工したスチール製のタワーバー同様にプライマーが塗られていないと思ったので、オーナー様のご意向もあり一旦全部剥がして塗り直す事にしています。

hook2 ご依頼のコースも【標準コース】で承っていますので、気になった所は手を掛けるようにしています。レーザーで切断した時の起点と終点のところでバリがあったのでスムーズにしておきます。

hook3 さらにプライマーは通常のウォッシュプライマーでは無く、今回は重防錆仕様という事で錆びに強いエポキシタイプ(ビスフェノールA)を使って、ただそれだと堅すぎて(と言うか粘りがあって)研ぐのが大変ですから、その上には通常使っている切削性の良いウレタンサフェーサーを塗布します。所謂「ウェット・オン・ウェット」なる方法ですね。

hook4打刻のロゴについては埋めても残してもどちらでも構わないという事でしたので今回はそのまま残す事にしました。下手にパテで埋めても後で跡が出てしまいますから、ちゃんとやるならサンダー等で打刻の底まで削り落としてテーパー状になったそこを埋まるような遣り方にするか、或いは溶接して盛って削るかなんて、どちらも本来の使い方(強度)を無視してしまうのでナンセンスですしね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!