ペンタックスレンズフード塗装 完成

pentax16 大変お待たせしました!ペンタックスカメラK-rコレジャナイロボモデルに装着予定のレンズフードの塗装、本日完成となります。カメラと一緒にレンズもお預かりしていましたので装着して撮影させていただきました。

pentax4元々はこんな感じの黒で、これを今回の限定色のコレジャナイロボをモチーフにしたカラーのブルーに塗装をご依頼いただきました。

pentax15本体の方に黒系の色が無いので、ここだけが黒だといかにも変になってしまいますよね。今回の塗装でかなり一体感が出たと思います。

 

pentax13 今回はレンズの方も本体とお揃いの色の仕様ですが、例えばレンズを普通の黒い物に替えてもフードが本体色とお揃いになっていれば結構違和感は抑えられると思います。

pentax12それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

W124エアークリーナーボックス 分解

benz30実際の作業はもう少し先になるのですが、これが外れないと困るので、先に取り外しておく事にしました。

ただこれが異様に堅く、もしかしたらカバーと一体成型なのでは・・・と思うくらい全然外れませんでした。ただ今回カバーパネルは塗装しますからそちらは余り気を使わなくて大丈夫ですから、とにかくスターを壊さないよう隙間からヘラを挿し込んで少しずつ起こしてようやく取れてくれました。

カバー本体の色は紫系のキャンディー塗装で、こちらの色は現在塗料を注文~取り寄せ中です。また補記類の塗色となるオレンジのキャンディーカラーも一緒に頼んでおきました。なんだか凄いことになりそうです。

本作業はもう少し先になると思いますが、年内に完成させなければならない特注依頼品の自転車フレームの作業が予定よりも上手く進んでいるので、こちらも作業が始まれば良いテンポで進められると思います(その為に年内の受付はもう終了させていますからね)。

それではどうぞもう少々お待ち下さいませ!

CB1300キャップシリンダーヘッドサイド 下準備

cbこちらはちょっと早いですが、こちらも先ほど紹介したMINIのパーツと同様メッキが施された物なので、あちらと一緒に並行して作業しています。

また先に御預かりしてあるヘッドカバーの結晶塗装の方を少し遅らせ(予想以上に旧塗膜のクリアーがしつこいんです)、その分これの塗装を早めて完成日を近づけようと画策中です。先にヘッドカバーだけ出来上がってもこれが無いと付けられませんしね。

作業内容はMINIのメッキパーツと同じで、メッキ素地用の下地処理を施した後に最後は普通の2液ウレタンサフェーサーをコートしています。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。ヘッドカバーの方もどうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW MINIメッキエンブレム 下準備

mini35 こちらもお待たせしております。BMW MINIの純正エンブレムバッジは作業進行しておりますので御安心下さいませ。

上の画像の右下にある大きい丸い方はリヤゲートのエンブレム兼オープナーのパーツで、元々MINIのロゴがありましたがサンダーで全部削り落としてあります。左奥の小さい方は、先日ABS板を加工して作ったボンネットバッジのエンブレム部分になる部品です。

mini36 リヤのオープナーの方はアルミ素材なのでウォッシュプライマーを塗布してから2液ウレタンサフェーサーを塗っています。

mini37ABS樹脂製の小さい方はプラスチックプライマーを塗ってから、同じく2液ウレタンサフェーサーを塗布しています。サフェーサーはプライマーも兼ねた「プラサフ」(=プライマー・サフェーサー)ですが、それ単体では弱い所もあるのでそれぞれ素材に適したプライマーが必要です(といってもわざわざウォッシュプライマーを塗る方が珍しいと思いますし、ABS樹脂は塗料との相性が良いのでこれもプライマーは塗らなくても実は大丈夫だと思うんですけどね)。

mini38問題なのは装飾クロムメッキが施されたパーツで、素材が金属であればサンドブラストを掛けてしまえば良いのですが、プラスチックにメッキが施されているパーツでそれをやると大変な事になります(勿論経験済みです)。

手っ取り早いのはエッチング液を使ってメッキを剥がしABS樹脂単体の状態にして塗る事なのですが、リヤ側の大きい方は裏のボルトが固定されている所の強度が落ちるので多分それはやってはマズイ気がします。メッキが施されている状態だと結構強度があるのですが、剥がしてしまうと保持している物が無くなって柔らかくなってしまうんですよね。以前試してみてちょっとビックリしました。

と言う事でこれらはメッキを残したまま塗料が塗れるように(十分密着するように)する方法で下地処理を行い、最終的には他の部品と同様2液ウレタンサフェーサーで仕上げています。見た目はどれも一緒ですが、やっている事はどれも全然違うんですよね。この辺も塗装の面白いところです。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!