先日到着しておりました三菱のヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
現状は微妙な艶有りの赤に塗ってありまして、一旦全部剥がして必要であれば軽めのサンドブラスト処理を、結晶塗装は「オレンジ」で承っております。以前の施工例がありますので紹介させて頂きますね。
凸文字の部分は現状と同じく最後に面研して鏡面状に光らせ、一応酸化保護の為クリアーを筆で塗っておきます。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
先日到着しておりました現行NDロードスターのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ご依頼内容は「結晶塗装の赤」で、フェラーリのヘッドカバーに塗装する色と同じく「鮮やかなイタリアンレッド」の赤で承っています。
最近のエンジンはその上にプラスチック製のカバーが被さっているタイプが多いようですが、NDロードスターは装着されてもこのままの状態なので結構塗装のご依頼は多いと思っていたのですが、比較的緩やかな傾向と言うか久しぶりのご依頼となります。
以前の施工例も紹介しますね。
こちらは通常の赤にパールを入れた色で、普通の赤に比べると若干フワっとしたような色味になっています。今回はもう少しはっきりとしたような赤になる予定です。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
ちなみに今回のご依頼とは全くの別件で、この型のヘッドカバーに新たに凸文字を植え付けよう!と言う試みもやっていたりします。こんな事も施工可能ですので宜しければご参照くださいませ。↓ 社外記→NDロードスター用凸文字の鋳造製作
先日足付け作業を行っていたW124のエンジンルーム内のパーツ一式です。無事サフェーサー塗り終わっていますのでご安心下さいませ。
一部のパーツはサフェーサーでは無く2度塗りで対応しようとも思っていましたが(形がイビツ過ぎるので・・・)、どうせならと言うことで結局全部サフェを塗る事にしました。まあ何とかなるでしょう。
こういった研ぎ難い部分は足付け処理も甘くなりがちなので火炎処理(専用のバーナーがあります)を施してからプライマーを塗るようにします。プラスチック表面を溶かしている(分子を動かしている)間に親水性か何かの物質を定着させよう、と言う方法ですかね。
”Mercedes Benz”の凸文字の部分にはAMGのプレートが付くのでサフェーサーは塗らないようにします。
サフェーサーは後で研ぐ分タップリ塗っておきます。また部品の中には柔らかい物もあるのでサフェには軟化剤を入れて割れないようにしておきます。
別工程で作業しているAMGのプレートは黒をベースに文字をシルバーに、あと上の画像に写っているスリーポインテッドスターもAMGのプレートに塗ったシルバーでご指定頂いています。
その他の小物部品についてキャンディーオレンジに、そしてエアークリーナーボックスとその横に付くスリット穴が空いているカバーパネルをパープル系のキャンディーカラーで塗装予定です。色についてはこれから検証する予定で、オーナー様にもご意見頂ければと思います。
どうぞもう少々お待ち下さいませ!
先日到着しておりました日産マーチのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ヘッドカバーの一部にはアールズのパイプが取り付けられるようジョイントが溶接されています。
塗装範囲としてはこのジョイントの六角部分まで一緒に塗ってしまって、マスキングするのはネジ山になっている丸い部分のみとなります。また今回はプラグホールに関してもマスキングはせず現状そのまま塗装するよう承っております。
色については「どす黒い赤」で、以前当店で施工したハコスカのS20エンジンの赤と同じような色でご指定承っております。
年内の作業受付は既に終了しておりますが、一応予定よりは早く進行しておりますのでもしかしたら年内に着手出来るかも知れません。ただどれにしても今からご依頼頂いている物に関しては来年からの作業が前提となっておりまして、大変ご迷惑をお掛けしますが何卒御理解の程宜しくお願い致します(一人で出来る限界としてはもう2か月分は埋まっているのでして・・・)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
大変お待たせしました!ロビの黒系パーツ、本日完成となります。
尚、赤茶系と青系のパーツは既に完成して納品済みとなっておりまして、残るは白型パーツとなります。
ぱっと見は最初の状態と変わり無いのですが、そもそものオーナー様のご意向が「オリジナルの通りに」と言う事ですのでこれでも問題ありません。
ちなみにご依頼時には各パーツはペーパ掛けされてバリなどが修正された状態で、今回の塗装ではその後の続きと言う内容となります。オーナー様自ら自家塗装を行う事もご検討されたようなのですが、「絶対に失敗するわけには行かないので外部にお願いすることにしました」と言う事で今回のご依頼に至っています。何だか凄いプレッシャーなのですが(笑)。
また今回は黒なのでそうでも無いのですが、これから行う白については製品毎に微妙に色が違っていて、オーナー様曰く「標準的なロビはプラスチックの色そのままですので、同じ色でも厳密には部材による色の差が若干ありますが、それをなくしたいのです」との事なのです。「その為に?!」と思うかも知れませんが、車の場合でもドア一枚だけ色が違っていたら嫌ですよね。対象が違うだけで気にする所は同じと言う事です。
塗装内容としてはベースコートの黒を塗ってその上に艶消し専用のクリアーを塗っています。艶消しクリアーは通常の2液アクリルポリウレタン(主剤2:硬化剤11)で、強度についいては説明が難しいですが、要は自動車のボディの塗膜と同じと考えて宜しいかと存じます。と言っても自動車パーツでちゃんと艶消しクリアーが塗ってあるケースも余り無く(なのでVWのフロントグリルは白く劣化した訳でして・・・)、一例としてはBMWのトップケースはちゃんと艶消しクリアーが塗ってあります。
ネジ穴はタップが立っているところは同じサイズのネジを挿した状態で塗っていますので問題無く組みつけが出来るようになっています。M2のネジは固定用にとオーナー様に用意して頂きました(その後M1.7のスクリューも)。
殆どのパーツで裏も表もベースコートとクリアーを塗っています。
下にあるのはギアー接合部の参考にと一緒にお預かりしたサーボモーターで、それぞれ単体で見ると何が違うのかは判り難いですが、こうやって並べて見れば塗装した意味がよく判りますよね。色と言うか質感が全然違うと思います。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も有難う御座いました!