NISSAN RB26エンジンパーツ一式 凸文字加工

rb2639 こちらもお待たせしました!RB26エンジンパーツも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

まずはタイミングベルトカバーの「RB26」の凸文字を「RB28」に変更する作業からとなりまして、先に軽めのサンドブラスト処理を行っておきます。

rb2640 裏側のシーラーも外しておきましたので塗装後に元のように接着しておきますね。

rb2641 今回作製する「8」は以前データとして作ってあるのでそれを基にマスキングシートを作成し、2ミリ厚のアルミ板に貼ってこの形通りにカットすると言う方法です。

rb2642 まず「8」の穴の部分にボール盤を使って穴を開けます。普通に穴を開けるだけですが、先日購入した簡易フライスが超絶便利過ぎてでビックリしました・・・。

rb2643 こんな感じで粗切り完了です。

rb2644 その後ベルトサンダーやら金ヤスリである程度研いで、

rb2645 マスキングシートを剥がしてさらに形を整えていきます。

rb2646 元々あった「6」をベルトサンダーで削り落とし、ダブルアクションサンダーを使ってラインを均しておきます。

rb2647 「8」の裏側もダブルアクションサンダーで足付け処理をしておき、よく脱脂をしたら接着剤を塗布します。

rb2648 今回使ったのは3MのDP-460「オフホワイト」なる接着剤で、パッケージにも説明があるように金属同士の接着にとても優れた製品です。ビスフェノールA型のエポキシ樹脂ですね。

rb2649 位置を決めたらマスキングテープで固定し、当て板(今回は透明なアクリル板)を当ててバイスグリップで固定します。何故当て板にアクリル板を使ったかと言うと、バイスで掴んだ時にもし文字が曲がってしまっても判るようにですね。ちょっとでも曲がってくっ付いてしまったりしたらもう取り返しがつきませんので・・・(削り落とせば大丈夫ですが)。

rb2650その後150℃くらいの熱を掛けて完全硬化させます。ちなみに接着剤はわざと溢れるくらいに盛ってあって、この後接着剤が硬くなる前にカッターで削り落としていきます。

最初の頃はこの接着材が溢れるのが嫌なので点付けで行っていたのですが、いざ塗装してみるとちょっとした隙間でも結構目立ってしまったので、それからはこの方法で隙間が残らない仕上がりになるようにしています。

rb2651余分を切り落とし、最後にペーパーで均して完了です。

この時点ではまだ「8」だけが一段高くなっているのでちょっと不恰好ですが、後日他の文字と同じ面まで削ればもっとシャープさも出て良い感じになると思います。どうせなら今日中に削っておきたかったのですが、如何せんもう音を出せる時間では無くなってしまったので、改めて週明けにこの続きを行う予定です。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!