ロボット「Robi」白系パーツ 本塗り

robi6 大変長らくお待たせしました!ディアゴスティーニ社のロボット「Robi」の白系パーツ、本日無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

robi7 今回の白系パーツは全部で29点です。もう奥が霞んでますよ(笑)。

robi8去年の暮れに購入したイオンシャワーブローガンも今回早速使ってみました。静電気を除去する為のダスターガンですね。

robi9 塗装の工程としてはまずプラスチック用プライマーを塗り、ベースコートを塗布します。色はGM社の「WHITE DIAMOND」(カラーコード:800J)なる色で、既存の着色樹脂の色に近い色を選んで頂いております。

ちなみにベースコート単体だと艶消し~半艶の仕上がりになるので、見た目だけであればこれで終了でも構わないのですが、このままだと耐久性は殆どありませんので(ラッカーではありませんが缶スプレーと同程度です)、仕上げを艶消しにするにしてもこの上にクリアーを塗るのが一般的です。クリアーは艶消し専用の物で、通常使っている艶々のクリアーと同じく2液性のアクリルポリウレタンです。自動車外装樹脂パーツの塗膜と同程度の強度とお考え頂いて大丈夫です。

robi10艶消しクリアーを塗装してから少し時間が経った状態です。ここからさらに艶が消えていきます。

robi11 見た目は塗る前と殆ど変わらないのですが、元々のパーツはそれぞれ若干色が違っていたりして、単体だとそんなに目立たないのですが、組み付けてみると同じ白でも色がバラバラに見えてしまうそうなのです。

と言っても製品としてはどれも「同じ色」と言う扱いなので、要はそれをどこまで気にするか(気になるか)なんですけどね。尚、塗装費自体はロビ本体を軽く超えてます(それはもう大変です・・・)。

robi13 その他の水色赤茶のパーツについては既に納品済みで、今回この白が最後のパーツとなります。最初にお問い合わせを頂いたのは半年前でしたか・・・(笑)。

robi14言わないと判らないと思うのですが、各パーツは裏側もしっかり塗っています。

今回は色を変えている訳では無く、あくまでも「元の状態に近く」と言うのがコンセプトとなっていて、普通に考えれば「どうせなら違う色にすれば」と思うところかも知れませんが、オーナー様としてはオリジナルのデザインを崩さず、細かいディテールの修正や耐久性の向上などに重きを置いたんでしょうね。判ります判ります。

後日熱を入れて完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!