CA18ヘッドカバー&タイミングベルトカバー 旧塗膜剥離

silvia3 こちらも溶剤槽に浸け置きしておいた日産シルビアのCA18ヘッドカバー(の片側)とタイミングベルトカバーです。塗膜が柔らかくなっている内にスクレーパーやワイヤーブラシで塗膜を擦り落としておきます。一度では取り切れないので、これを何回か繰り返して徐々に塗膜を落としていきます。手前のタイミングベルトカバーある程度剥がれましたが、タペットカバーの方はまだまだといった感じですね。

silvia4そしてもう片側のタペットカバーです。こちらは一部にカバーパネルがネジで止まっていて、一応それらを外してカバーを取ろうと試みたのですが、シーラーがガッチリくっ付いていたので外すのは諦め、溶剤は使わずサンドブラストで作業する事にしました。

ただ最初からサンドブラストで全部の塗膜を剥がそうとするのは大変なので、ペーパー(ダブルアクションサンダー)で平らな面の塗膜を出来るだけ削っておき、残った部分を後日サンドブラストで除去します。

まだもう少し掛かりそうですがどうぞ今しばらくお待ち下さいませ!

TREK MTBアルミフレーム 旧塗膜剥離

trek4先日ある程度の部分をダブルアクションサンダーで削っておいて、その後溶剤槽に浸け置きしておいたトレックマドンのフレームです。

trek5余り代わり映えしない感じがしますが、ペーパー作業では出来ない細かい部分の塗装を剥がす事が出来ています。かなり地道ですが、溶剤で柔らかくなった塗膜をワイヤーブラシやスクレーパー、マイナスドライバーなどで削り落としています。

ちなみに溶剤槽はフレーム全体が入らないので作業は半分ずつで、次はフロント側になります。
その後さらにペーパーとサンドブラストで旧塗膜を完全に除去したらいよいよ塗装の段階になります。

直圧サンドブラストや剥離剤の仕様に比べるとかなり面倒な事をしている感じがしますが、この方法だとゴミが出ないのと、常に手を掛けていなくても作業自体は進んでくれているので、現状のように一人で業務を行っているスタイルには合っていると思います。
サンドブラストは機械のメンテナンスが大変ですし、剥離剤は使った後の処理も考えなければいけませんからね。時間は有効に使いたいのです。

それではまた作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。まだ剥離作業は続きますがどうぞもう暫くお待ち下さいませ!

プジョーパドルシフト塗装承ってます

shift 先日到着しておりましたプジョー用のパドルシフトです。今回はこちらの両サイドにあるスイッチ部分を、プジョー純正色のリオハレッド(カラーコード:EPY)で承っております。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

shift1 お問い合わせを頂いた時は既に分解済みだったのですが、一応着いた状態を見てみたかったので組み付けた状態で送って頂きました。構造は比較的簡単で、ただ一応塗装後の組み付けも一応練習しておきました。

パドルシフトは以前も施工例がありますので、参考までにその時の完成画像を紹介させて頂きますね。

atenza143こちらはアテンザのシフトパネルで、こちらも今回と同じ様に元々は未塗装&梨地のザラザラでした。そこから「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行い、3コートグリーンパールを塗装、デカールを貼ってクリアーで仕上げています。

shift2 今回塗装後に復元させる「-」と「+」は、下地処理の段階で一旦消えてしまうので、元の位置が判るように記録しておきます。撮影も大量に行なっていますが、一応直接トレースしてある程度の位置と角度も記録しておきました。

ただこの時に何かおかしいと気付きまして(水平が出ない!)、どうした事かと思ったら、どうやら「-」と「+」の位置が若干ズレているようです。

shift3 「+」 の位置を、部品の凸状の突起に合わせてみると、大体同じくらいのラインにあるのが判ると思います。

shift4先ほど基準にした部品の凸部分に合わせてみると、かなり「-」が上にあるのが判ると思います。1ミリ~2ミリくらいはズレてますよね(下に敷いた紙に描いてあるラインは関係無いので気にしないで下さい)。

実際に着いてしまえば気になる程では無いのですが、一応今回の塗装でこれの上下も揃えるようにしておこうと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!