SHUREワイヤレスマイク 本塗り

mic17 丁度業者さんからの仕事でソリッドカラーの白を塗るご依頼があったので、白系で承っている案件を一緒に塗る事にしました。こちらはSHUREのワイヤレスマイクで、VW社の「キャンディホワイト」(カラーコードLB9A)で承っております(と言うかこの色は私がお勧めしたのですが)。

mic18 ボタンの部分は恐らくシリコーン樹脂で、殆どテープがくっ付きませんが(そういう特徴があるのです)、代わりに隙間にマスキングテープを押し込むことが出来るので比較的きっちり出来ました。

その下にあるのは恐らく電源のライトだと思うのですが、ここは径を測って、カッティングプロッターで丸くカットした物を貼っています。径のサイズは直径が約3mmで、ただこの辺になるとカット自体に誤差が出るので、3mmを基準に0.1ミリ刻みで6種類作って一番丁度良い物を採用しています。

mic19 台にセッティングし、よく脱脂洗浄をしたら本塗り開始です。

mic20 本体は実際には2部品なのですが、敢えて分解はせず、少し緩めて隙間を作った状態で1部品として塗装しています。部品点数が増えるとコストは倍増しますので、仕上がりに影響無いのであればこうやって対応しています。

mic21 ベースコートの白を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

ボタンの部分のマスキングは、そのままだとクリアーがくっ付いて固まるので、クリアー塗布完了後直ぐに剥がしています。少し色(塗料)がボタンに着いてしまいましたが、シリコーン樹脂なので簡単に取れますからご安心下さいませ。ちなみにもしかしたらボタン部分は男前にマスキング無しで塗って後で剥がす(勝手に剥がれる)と言う事も出来るかも知れません。

mic22 ヘッドのグリル部分も同じく真っ白に塗装です。

mic23底の部品にはゴムが着いていて、これも外れそうも無いのでマスキングで対応しています。ここも同じくクリアーを塗り終わったら直ぐに剥がしてフチが馴染むようにしています。いずれも良い感じに出来ていると思いますのでご安心下さいませ。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!