ER34 RB25エンジンパーツ一式塗装 完成

rb2561 大変お待たせしました!スカイラインER34のタペットカバー、プラグカバー、タイミングベルトカバー(上下)とオイルキャップの塗装、本日完成となります。

rb2562 ブルー関係は日産純正色の「ベイサイドブルー」(カラーコード:TV2)で、こちらは純正の3コートキャンディー塗装となっています。

rb2563 プラグカバーも日産純正色で、こちらは「クリスタルホワイトパール」(カラーコード:QAA)の3コートパールとなっています。

 赤いラインは当初は日産純正色の「ラディアンレッド」(カラーコード:NAH)を予定していましたが、よりイメージに近い鮮やかな赤にと言うことでマツダ純正色の「プレミアムソウルレッドメタリック」カラーコード:41V)風へと変更となりました。こちらも3コートキャンディー塗装となっています。

 今回のような鋳造アルミ製品や、素地がザラザラとしたプラスチック素材の場合は「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程を行うのですが、ここまで形が複雑な部品でそれを行うとかなりの手間(と費用)になってしまう為、今回は下地塗料の代わりに上塗り塗料を使う「2度塗り」と言う方法を行いました。

参考までに、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程を行ったのが少し前に紹介したハコスカのS20エンジンのヘッドカバーで、また「2度塗り」で対応した例としてはマツダアテンザのフロントグリルなどがあります。6年くらい前に今回と同じ部品をこの「2度塗り」で対応していますので今回もこちらを採用する事でご案内しました。素地の状態によって出来ない物、お勧め出来ない物がありますので全ての事項に当て嵌まる事ではありませんので御了承下さいませ。

 タペットカバーは元々腐食も出ていたのでサンドブラスト処理を行い、再発を抑える事も考えて耐食性の高い浸透型エポキシプライマーを使っています。最初の状態も紹介しますね(画像が多いので忘れていました!笑)。

rb25届いた時はこのような感じで、赤いラインはイメージとしてオーナー様自らカッティングシート貼って貼っておいて頂けた物です。その後ボルト穴を避ける為に少し内側へと変更しました。

形が機械的なのでちょっとモビルスーツっぽいのですが(笑)、とにかくエンジンルームは相当華やかになると思います。ちなみに今回の色のイメージとなった外装についてはこちらのサイトから確認する事が出来ますので宜しければどうぞ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!