新規お受付停止中のお知らせ

owabi

先日より引き続きご案内しておりますが、現在は新規ご依頼についてのお受付を一部制限させて頂いております。不都合をお掛けして申し訳ございません。

尚、テールランプ関係の塗装とヘッドカバーの塗装についてはお時間は掛かりますがお受付は可能です。

また非常に単純且つ明快な内容であれば上記以外のご依頼品でもお受付が可能な場合があります。内装パーツなど、単色ベタ塗り、マスキング箇所・塗り分け無しで「単に塗るだけ」といった場合で、誰が見ても一目で判るような非常に簡単な内容であればお見積りも可能です。

自転車関係については引き続き新規のお受付はしておりませんでして、現時点では8月以降でのお受付となります。お見積りも対応出来ませんのでご注意下さいませ。

一番避けたいのはご依頼頂いた内容と実際の作業で食い違ってしまう事で、現時点でお受付しても作業着手出来るのは二か月以上先ですから、細かいご指定事項がある場合は把握出来ない可能性があります。折角ご依頼を頂いてご迷惑をお掛けしてしまう事だけは避けたいですので、その場合は混雑状況が緩和されてから改めてお問合せを頂ければと思います。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

SHURE SM58 Microphone

shure18少し前にご依頼を頂いていたSHUREのマイクです。プレゼント用にと言う事でご依頼頂いていましたので紹介は控えていましたが、お渡しする日が過ぎれば問題無いとの事で改めて内容を紹介致します。

mic7本体はいつものキャンディーレッドで、そこに入れるロゴをベクトルデータにて入稿して頂きました。細部とサイズを修正し、イメージイラストを作製してご確認頂きました。

mic8作製したデータをプリントアウトし、実際にマイクに貼ってサイズと位置を確認します。

mic6今回は細かいラインがあるので極力ロゴのサイズを大きくしたいのですが、かといってバランスが悪くなっては困るのでその辺に気を付けています。上の画像ではロゴをプリントした紙をカットして貼っています。

mic46ロゴが決まったらいよいよ本塗りです。と言っても今回はロゴ入れがあるので、塗装は二回分(2個分)の工程となります。

mic47キャンディー塗装の特徴は色の発色の良さで、その為にはまず下地に光りが反射する為の明度の高い色(白またはシルバー)を塗り、その上に透過性のある色を塗ります。上に塗る色によっても仕上がりは変わりますが、下に塗る色によってもそれは変わるので、バイクのカウルなどの再補修の為の調色作業は困難を極めます(結果部品代よりも高くなるので、金額面で直すメリットは少なくなります)。

mic48透明な赤を塗り、さらにクリアーを塗って本塗り(下塗り)が完了です。

この後熱を入れて完全硬化し、さらに同じ下地処理を繰り返したら今度はロゴを入れて再度クリアーを入れて完成となります。

mic42細かいデザインだったのでカッティングプロッターだけでは難しかったのですが、細部は手でカットして何とか塗装で対応出来ました。

mic43
オーナー様からは、

「非常に美しく艶やかな仕上がりに、大変満足しております!
プレゼントする相手にも喜んでもらえると思います!」

とのお言葉も頂戴しまして安心しました。

mic45一番難しかったのは周りの星のラインで、曲線的なラインは多少曲がっても余り目立たないのですが、直線的なラインは曲がるのはもちろん、太さや幅が変わるとても目立つので神経を使っています。

当店ではエアーブラシを使って画を描いたりは出来ませんが、出来るだけ機械的に、人間の手が加わったとは思えないような仕上がりを目指しています。