BMWヘッドカバー&サージタンク 結晶塗装承ってます

bmw91先日到着しておりましたBMW MPowerのヘッドカバーとサージタンクです。いつもご贔屓頂いている業者様からのご依頼ですね。この度も当店をご贔屓頂き有難う御座います!

ご依頼内容は結晶塗装の黒で、凸部は塗装後に面研して光らせクリアーを筆で塗っておきます。現状はサンドブラストがされていますので直ぐに塗れる状態ですが、作業着手はまだ先になりそうですのでアルカリ洗浄槽に浸け置きして内部の汚れを取っておきます。

ちなみに以前ご依頼頂いた案件がありますのでそちらも紹介しますね。

img547こちらは今回と同型のパーツで、結晶塗装自体は今回のご依頼と同じく黒なのですが、凸部がゴールド(!)になっています。確かこの案件が初めてのご依頼で(もしかしたら二回目だったかもです)、最初にこれについてお問い合わせを頂いた時は随分と無茶な事を言われるなぁと思いましたが(笑)、お陰様で良い経験が出来ました。

詳しい作業内容についてはこちらでまとめていますので宜しければどうぞ。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!

レガシィアウトバック内装パーツ塗装承ってます

legacy 先日到着しておりました、スバルレガシィアウトバックのナビモニターパネルと、スイッチパネル二点です。これら全てを艶有りブラックで、クリアーをクリスタルクリアーへの変更でご指定承っております。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

legacy1 ナビのモニター枠については、表面がレコード盤のようなヘアーライン状になっていますので、まずはこれを「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑にします。以前同じくスバルXVの内装パーツで同じ様な作業を行っておりますので宜しければご参照下さいませ。

legacy2 そしてこちらは最近よくありがちなアルミ風の仕上がりなのですが、実はこれはメッキが施された上に艶消しクリアーが塗ってあります。メッキのままだと相当クドイのですが、その上に艶消しクリアーを塗ると良い感じになるんですよね。

legacy3裏を見ると通常のメッキパーツと同様、ABS樹脂の上にメッキが施されているのが判ります。

本来はこれだと塗装が密着せずに剥がれてしまうのですが、全部を剥がしてメッキ素地用の下地処理としてやり直すと膨大な時間と費用が掛かってしまいますので、これに関しては通常通り足付け処理をしてそのまま塗装と致します。こちらも以前インプレッサ系のシフトパネルで何度か同じ様に塗装していますので宜しければこちらからご確認下さいませ。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ダッジマグナムテールランプ スモーク塗装承ってます

dodge先日到着しておりましたダッジマグナム用の社外品テールランプとハイマウントランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はレッドのレンズとクリアーレンズ部分とをそれぞれ違った濃度でのダブルスモーク仕様となっています。詳細を以下に紹介します。

・赤部のスモークは「薄目と標準濃度の中間」
・テールとハイマウントを同じ色合いに
・テールのクリア部はバックランプが含まれるため「極薄目~薄目の中間」
・クリアーをクリスタルクリアーへの変更

といった内容で承っております。

ダブルスモークに関しては以前GRB、GH系のテールランプで何度か施工例がありますので一例を紹介致しますね。

impniigata8こちらは濃い方が「薄めと標準濃度の中間」で、薄い方が「極薄め」となっていますが、画像で見ると極薄目にしては濃く見えますので大体今回はこのような完成イメージになる予定です。こちらで紹介しておりますので宜しければご参照下さい。

ちなみにダッジマグナム用の社外品テールランプは何度か施工例がありまして、参考までにそちらも紹介しますね。

dodgeこちらは全体をスモーク塗装のベタ塗りで、濃度は「標準濃度」で承った案件となります。こちらで紹介しておりますので宜しければご参考にどうぞ。イメージとしては、赤い部分は上の画像よりは薄く、クリアーレンズの部分はもっと薄く、といった感じになるかと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリF348サージタンク&インマニ結晶塗装 本塗り

ferrari2 いきなりの紹介になりますが、フェラーリ348のサージタンクとインテークマニホールドは本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。ちなみに一度塗り直しました。詳しくは後ほど・・・。

ferrari3 今回は腐食も無かったのでサンドブラストを行う予定は無かったのですが、サージタンクの方にオイルシール(ゴムパッキン)が二箇所圧入されていて、出来れば再利用されたいとの事で溶剤浸け置きは止めてサンドブラストにて旧塗膜の剥離を行う事にしました。

ferrari4 インテークマニホールドの方は溶剤浸け置き&ワイヤーブラシで旧塗膜は剥がせました。

その後リン酸処理を行い、綺麗に洗浄してマスキングをして台に固定します。吊るして塗った方が手っ取り早いのですが、スプレーしている時にフラフラするのが嫌なんですよね。

ferrari5 こちらもサンドブラスト後にリン酸処理を行い、マスキングを行います。ただしこちらは後に全部やり直す事になりますが・・・(苦)。

ferrari6 インマニはとにかく裏表や隙間など塗り難い形をしているので、本塗りの際はこんな風に裏返して塗っています。

ferrari7 こちらも同じようにプライマーを塗布します。

ferrari8 ちなみにプライマーを塗っている途中、何かゴミでも着いたのかと思いきや、どうやら結構巣穴があるようです。黒い点々は全てそうですね。

ferrari9 そして本塗り完了です。

ferrari10 こちらは既に塗り直した物で、実は最初に塗った結晶塗装の目が思ったよりも細かく、フェラーリの結晶塗装にありがちな荒々しさ(目の粗さ)が足りなかったんですよね。細かい結晶目はそれはそれで綺麗なのかも知れませんが、どうもフェラーリらしくないなぁ・・・と思いまして、全部シンナーで洗い流して塗り直しました。

ferrari11 ちなみにインマニの方は一度で無事良い感じになりました。

ferrari12色はグレーシルバーといった感じです。

ferrari13こちらは見本として一緒にお預かりしたスロットルで、一応今回の色見本として塗装したダースベイダーと並べて比べてみました。ちなみにスロットルはこちら側の面は比較的綺麗なグレーシルバーですが、裏側はもっと色が焼けて黄ばんだような感じになっています。一応元の色に近い方にと言う事でこちら側に色を合わせています。スロットルの既存の塗膜を見ても判るように、結晶目が荒々しいのが判ると思います。

ちなみに今回はサージタンクにあった赤いラインは再現しませんので、後はマスキングした箇所のチェック&調整をして数日寝かしたら完成となります。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!