アテンザフロントグリル 下準備(1日目)

atenza15こちらは先日下塗りを終えた時の画像で、その後熱を掛け、さらに一週間程度寝かしておきました。今週始めから作業を着手しておりまして、ようやく先ほど本塗りを終えたところです。今回は3日間掛かったのでそれぞれ別けて紹介しますね。

atenza16 先ほどの画像だと塗ったばかりなので艶がありますが、梨地だった箇所はこのように艶が消えた状態です。またペーパーが強く当たった箇所は摩擦熱で毛羽立ってゴミが付着したような状態になっていますので、まずは全体に#800のペーパーで水研ぎを行います。

atenza17 その後全体の足付けにはスコッチ(繊維に研磨粒子を塗着させた副資材)とウォッシュコンパウンドを使い、さらにナイロンブラシで細部にも足を付けていきます。

atenza18 さらに細かい所は布状の研磨副資材(アシレックス)を使い足付け処理を行います。下塗りの前に使ったのは#800相当のイエローの物でしたが、ここでは#1500相当のオレンジの物を使っています。

atenza19 その後全体を洗い流してよく乾燥させ、指定箇所にマスキングを行いました。

atenza20 全体に細かい傷が付いて艶消しのような状態になっています。この後の上塗り塗料を密着させる為ですね。ここをしっかりやっておくとガムテープを貼って剥がしてを繰り返しても剥がれない様な塗膜になり、結果として飛び石にも強い塗膜になる訳です。

atenza21フィンの上部に着くモールも同じように足付けしておき、指定箇所をマスキングしておきます。

ブース内は床と浄化槽を掃除しておき、ここで一日目が完了です。この後二日目に続きますね。