マセラティリモコンキー サフェ入れ

mase12 こちらもお待たせしました!先日分解しておいたマセラティのリモコンキーカバーも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

当て板をペーパーを使って表面を軽く研いで見ると明らかに凸凹なのが判ります。

mase13 ちなみに表面の紺色は塗装では無く樹脂そのもの(着色樹脂)です。なので削っても削っても色は変わりません。

もしかしたらサフェーサーが要らないのでは・・・と思いましたが、かなり凸凹があるのでやはりそちらも塗る事にしました。

mase14細かい部分があるのでそこはペーパーと併用してウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで足付け処理を行ないます。

mase15 特に今回、カバー同士が合わさる箇所に微妙な段が付いています。重なって見えなくなる部分はこれとは別にあって、この0.5ミリくらいの段はバッチリ見えてしまうので、サフェーサーで埋まらないようにしておきます。

mase16 削り落としてしまおうかとも思ったのですが、今回の場合はちょっと構造的にマズイ感じがしたので残すようにしています。

mase17 ゴムのボタンが嵌まる部分は塗膜の厚みが付くと上手く入ってくれなくなるのでマスキングしておきます。

mase18プラスチックプライマーを塗り、サフェーサーをタップリ5コート塗って完了です。こちらも一日以上は自然乾燥させ、後日他の物と一緒に熱を入れて完全硬化させておきます。ちなみに2液のサフェはしっかり熱を入れないと簡単にチヂレを起こします(特にSTANDOXは顕著に現れますね)。

それではこちらも作業進行次第また紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

マツダフューエルキャップ サフェ入れ

mazda2大変お待たせしておりますマツダのフューエルキャップは本日より作業着手しておりますのでどうぞご安心下さいませ!

素材は不明ですが、触った感じからすると恐らくはPA(ポリアミド)で、表面はザラザラとしていますが切削性が非常に悪いので研いだだけではツルツルには出来ません。

最初に#120→#180でパーティングラインなどを削り取り、その後は#240→#320で全体を均して足付け処理を行ないます。

mazda3 マスキングをし直し、よく脱脂清掃を行ないます。

mazda4ポリプロピレンと同様、 ポリアミド(ナイロン)は塗膜との密着性は余りよく無いので念のため火炎処理を行なっておきます。表面を熱で溶かしつつ、ガス中に混入された成分(多分ガラス珪素系)を密着させ、この後のプラスチックプライマーの食い付き良くします。

mazda5その後は2液ウレタンサフェーサーをウェットコートで5コート程タップリ塗っておきます。

サフェーサーは防水性が高い(シール性が良い)分、内部の溶剤が抜け難いという性質があるので、最初は自然乾燥で一日放置して後日熱を入れるようにしています。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

記帳台(スチールスタンド)塗装 完成

stand10 大変お待たせしました!記帳台スチール製スタンドの塗装、本日完成となります。

stand11色はフェラーリのレッド「ロッソコルサ」(カラーコード:300)で、今回はクリアーを塗らない【激安コース】の仕様となっています。

画像だと少々アズキ色っぽく見えますが実際はかなり鮮やかな赤なのでご安心下さいませ。

stand12土台部分は厚みもあってかなり重いです。裏側には見えないので塗装はしていません。

stand13 トッププレートの方は裏側も表面同様に仕上げてあります。

stand14それぞれのプレートの間にこの棒を固定して台にするといった構造です。店内に置けば華やかに、また店外なら風景の良いアクセントになりそうです。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!