インプレッササイドスカート サフェ入れ

imp26 インプレッサ用の社外品FRP製サイドスカート(サイドステップカバー)です。作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

現状は新品の状態でゲルコートが塗ってありますが、これは「型」の方に最初に塗ってある物なので(その上にファイバークロスを貼っていきます)、繋ぎ目部分やカット面、巣穴などの粗はどうしてもありますから、やはりそのまま上塗りを行なうのではなくサフェーサーの塗布は必要です(恐らく一緒に同封されている説明書にはそうして下さいと書いてあると思います)。

imp27 平らな箇所は#180~#240のダブルアクションサンダーで研磨し、機械が使えない箇所は#240のペーパーを手掛けで行ないます。

カットした箇所はラインが崩れていたりするのでそういった箇所も整えておきます。

imp28 自家塗装でサフェーサーと言うと1液のラッカー系になるかと思いますが、自動車補修塗装ではさすがにラッカーサフェは殆ど使われていません。

サフェーサーは製品によってシール性や充填性、切削性(あと膨れ・・・)など特徴があって、私的には特に上塗りと下塗り(サフェは中塗り)でメーカーを揃える必要は無いと思っています。現在スタンドックスの製品を使っているのは単にこのサフェ(商品名はシステムフィラー)の性能が抜群に良いと言うだけです(昔はスタンドックスはサフェが良い物が無かったみたいですね)。

ちなみに最初に勤めていたディーラーでは塗料がPPGだったのでサフェーサーもそれで、その後DUPONTになってやはりサフェーサーもそのメーカーで、色々使うようになったのは独立してからです。高いのも安いのもあって性能もそれぞれです。

imp29スタンドックスのサフェは本当にバランスが良くて、自動車の補修塗装をしていた頃に悩んでいたシール性の弱さから生じるエッジマッピングはこれのお陰で全て解決出来ました。

imp30切削性も悪くは無いのですが、ガッチリ固まるとやはり研ぎ作業は大変なので、極力肌は荒らさないように、且つタップリ塗り込んでおきます。

この後熱を掛けてサフェを完全硬化させ、再度全体を研いでラインを整えます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!