自転車ホイールハブ 塗装承ってます

hub先日お預かりしました自転車用のホイールハブで、こちらのオーナー様は以前BMWのパニアケースコペンのコーナーセンサーの塗装をご依頼頂いた方です。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

hub1今回のご依頼はケースの部分の塗装で、現状ポツポツと錆が出ているので下地処理も含めてここを艶有りの黒で塗装します。

尚今回は稼動部がマスキング出来るのでこのままの状態で塗装を行いますが、通常は分解した状態でのお受付となりますのでご注意下さいませ。特に下地処理ではサンドブラストなどを使う事があるので中に大量の石が入って使い物にならなくなってしまいます。

hub2ちなみに分解した自転車屋さんからの指示として「スポークが入らなくなるので穴の中は塗装しないで下さい」との事ですが、よくそんなむごい事を簡単に言えるものだとちょっと関心してしまいました(笑)。

穴を塗料で潰さないようにするなら後から後からヤスリを掛ければ良いのですが、それだとメッキが剥がれて結局錆の原因になってしまうので、途中で行なう下地処理(恐らくサンドブラスト)も、プライマーも、サフェーサーも、最後の塗装もどれも穴の内側には干渉しないようにしなければなりません。これってもう、油を一切使わないでエンジンを組んで下さいって言うくらい無茶な感じがしないでも無いのですが・・・(苦)。まあ何か良い方法を考えて対応したいと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度も当店をご贔屓頂き有難う御座います!

インプレッサテールランプ レッドテール塗装 完成

imp81 大変お待たせしました!インプレッサの純正テールランプ一式、レッドキャンディー塗装で完成となります。

imp82 この型のテールランプとしては久しぶりのスモーク無し仕様となります。まさに純正の赤といった感じです。

最初の状態も紹介しますね。

imp25多少派手過ぎるくらいテールランプは、色が着くと発色がより綺麗に感じられるのが特徴です。

imp83画像だと綺麗に見えますが、実物はもっと赤が綺麗に見えて、またクリスタルクリアーの質感は元のプラスチック以上に美しく感じられると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

BMW E31テールランプ&外装パーツ一式塗装 完成

bmw237 大変お待たせしました!BMW850CSiのテールランプ内側とリヤナンバーブラケット、グリル等の塗装、本日完成となります。

bmw238 ちなみにテールランプのレンズ自体は先日既に塗装済みで、一旦お納めしたのですが「ここまできれいになると、欲が出ますね」との事で、テールランプの内側、土台の部分を車体色のBMW Individual Citrine Black metallic(カラーコード:x02,WX02)で塗装しました。

最初の状態も紹介しますね。

bmw167元々見える部分は艶消し黒に塗られていて、ただどこまで塗れば良いのか判断するのが難しかったので外周全部を塗る事にしました。

bmw239 裏側といっても作業の手間は表側同様です。むしろレンズを塗った後なのでかなり神経を遣いました。

bmw241 そして外装一式の塗装も完成です。

bmw242 リヤのナンバーブラケットの色はテールランプの内側と同じくBMW Individual Citrine Black metallic(カラーコード:x02,WX02)となっています。クリアーはいずれも高品位なタイプのクリスタルクリアーです。

bmw243 フェンサーサイドマーカーはフロントのターンレンズに合わせてスモークを掛けました。

bmw244 ボンネットグリルは元々艶消しの黒でしたが、こちらは艶有りの黒に塗装しています。

bmw245艶具合の表現が難しいので蛍光灯の下で改めて撮影してみました。

bmw246 奥まで艶々です。

bmw247 こちらはバンパーに着くグリルでしょうか。こちらも元々艶消し黒だった物を艶有りブラックに仕上げております。

bmw248先日新たにエンジンルーム補機類の蓋の修理も承っておりますが、そちらはまだこれからの作業となりますので一旦これらを完成と致しますね。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スポークカバー&ライトガーニッシュ サフェ入れ

peugeot10 先日メッキを剥がしておいたプジョーのステアリングスポークカバーです。今回は凹んだ文字部分を平滑にする作業も承っております。

一般的にはこのままパテを埋め込みたくなりますが、通常の塗装屋さんはそういう風にはしません。大抵後で文字の跡が出てしまからです。同じような理由で、10円パンチの傷にいきなりパテを入れたりする事もあり得ません(見たことはありますが…)。

peugeot11 凹み文字をサンダーで削り落とし、緩やかな傾斜を形成してパテを塗布します。

 

peugeot12 当初はエポキシパテを予定していましたが、思ったよりも凹みが浅かったのでポリパテを使いました。パテはイサムの柔軟性のあるバンパーパテで、単価はSTANDOXのPEストッパーよりも高いのですが、少量のチューブタイプなので使い易いのと、初期の発熱(反応熱)が少ないのが気に入ってます。ただその分しっかり熱を入れないと固まらない点で作業性は余り良く無いですけどね。

peugeot13 サフェーサーをウェットで6コート程度塗って完了です。

odyssey3こちらはオデッセイのメッキライトガーニッシュで、先ほどのプジョーのパーツはメッキを剥がしていますがこちらはそのまま残しています。ただし装飾クロムメッキの上には上塗りは勿論サフェーサーも十分には食い付かないので、それ専用の下地を作ってからサフェーサーを塗布しています。尚、密着剤の類は使ってません。

後日サフェ―サーを研磨して数日寝かし、タイミングが来たら本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!