ロードスターヘッドカバー 結晶塗装 本塗り

road190 こちらもお待たせしました!タイミングベルト部分のカバーがカットされたロードスターのヘッドカバーも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

ヘッドカバーは最初にアルカリ洗浄槽で油を洗浄し、その後リン酸を使って化成処理してあります。

road191 まずはプライマーを塗布します。

プラグホールの内側には結晶塗装はしませんが、プライマーはそこも塗りたいのでまずはマスキング無しで一緒に塗装してしまいます。

road192その後プラグホールの内側を通常の黒(スタンドックスベースコート)で塗装し、乾燥したら予めレーザー加工機でカットしたMDF板製の蓋を嵌め込んでマスキングします。

road193 その後結晶塗装の黒を塗り、140℃程の熱を掛けて結晶目を出したら本塗り完了です。

road194 先ほど紹介したLOTUSの樹脂製エンジンカバーと同様、最初は赤外線ヒーターで熱を掛けてしっかり結晶目を出すまで焼き切り、その後さらに乾燥炉で温度上昇に20分、本乾燥140℃20分で焼き付けます。

road195カットされたタイミングベルト部分の断面も綺麗な結晶目に仕上がっていると思います。

こちらも数日寝かした後に凸部を面研して光らせ、クリアーを筆で塗って硬化させたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!