S-WORKSカーボンフレーム&フォーク 旧塗膜剥離

sworks21 先日に引き続き旧塗膜の剥離作業を行っています。

カーボン素材は溶剤やサンドブラストを使う事が出来なく、またエアーツール(サンダー)が使える部分も限られているので、旧塗膜の剥離はほぼ手作業(手研ぎ)となっています。

sworks22 フォークにあった塗膜も大体削り落としました。

ちなみに今回は以前行ったTREKのカーボンフレームのように「カーボン地を活かしたクリアー仕上げ」と言う訳ではありませんのでここまでの剥離は想定していませんでしたが、何か気になる所があると結局やらざるを得なく、結果としてこのような状態になっています。

sworks24折角なので重量も測ってみました。フレームは付属品の無い状態で1057.2gとなります。

剥離作業前が1138.3g(同じく付属品の無い状態)となりますので、今回の剥離作業で81.1g減らせた感じです。フォークの方は計っていませんからもう少し削れている感じですね。

ちなみにカーボンフレームの製造工程について判り易い動画があったので掲載しておきます。1:22辺りからカーボン貼りの作業で、中々興味深いと思いますので宜しければどうぞ。

今後の作業としては細部の足付け処理→清掃→マスキング→脱脂清掃といった感じで、サフェーサーの塗装は今週末辺りか、或いは来週以降になる予定です。

サフェーサーを塗ったら次はいよいよ色の作成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

尚、現在年末に向けて業者様からのご依頼も多くかなり混みあっております。何卒ご理解の程宜しくお願い致します。