ジューク ハンドルカバー塗装承ってます

juke 先日到着しておりました日産ジュークのアウターハンドルカバーです。

こちらのオーナー様は昨年同じくジュークの外装パーツ一式をご依頼頂いた方でして、その時にご依頼頂いた塗色、スバルの「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)が気に入って頂けたようで今回もそちらの色をご指定頂きました。またクリアーも高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

参考までに前回ご依頼頂いた塗色も紹介致しますね。

juke27パッと見は黒なのですが、ブルーパールと粒子の大きいメタリック(MIX598)が入っているのが特徴です。

juke1 ちなみにこちらの部品は「カバー」なので、純正のハンドルに両面テープで取り付けられるようになっています。アウターハンドルを交換するのは結構大変ですが(コツさえ判れば意外と簡単な物もあるのですが)、これはお手軽で良いですよね。

juke2ちなみに随分と良く出来た製品だと思ったいたら、なんと日産純正品でした・・・!

メーカーがこういったアフターパーツを出してくれていると一般ユーザーも楽しめる幅が広がって良いですよね。

ちなみに前回ご依頼頂いた製品ですが、その後オーナー様がコーティング屋さんにて施工をお願いされたところ、「メタリック部品で すり傷が全く無くてこんなに綺麗に塗装されている部品は見た事無い」とのお言葉を頂戴されたそうです。傷を見る(消す)プロの方にそう言って貰えると私としても非常に嬉しく、有り難い限りです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

S-WORKS ディレイラーステー塗装

sworks30先日本塗りを終えていたS-WORKSのカーボンフレームです。

sworks31塗装後に一晩自然乾燥させ、その後恒温機に入れて60℃40分程の強制乾燥を行います。

sworks32その後全体をポリッシュし、さらに数日寝かします。

sworks26 フロントディレイラーのステーは元々艶消しの黒で、本来であれば取り外したいところなのですが、固定がリベット止めの為、取り付け時にカーボンが割れてしまうリスクを考えて今回はそのままの状態で塗装しました。

sworks27 ベースコートの黒に数%程の硬化剤を入れ、ステー部の塗装が完了です。

sworks28 さらにこの後60℃40分の熱を掛けました。

sworks29完成はさらに数日寝かしてからとなるのですが(梱包と運送時は塗膜にかなりのストレスになりますので)、その前に最終重量計量を行いました。それぞれご案内いたしますね。

・最初の状態・・・1138.3g

・旧塗膜剥離後・・・1057.2g

・サフェーサー塗装&研磨後・・・1112.9g

・キャンディーグリーン下塗り後・・・1148.1g

・最終重量・・・1183.4g

となります。

今回はキャンディーグリーンの塗装とロゴをそれぞれ分けて塗っているので、実際のところ「2台分」の上塗り塗装となり、その分重量は上がってしまっています。ベースカラー(車体色)とロゴを一度に塗っていればほぼ新車時と同じ重量で納まったという感じですかね。

またサフェーサーもかなり塗っていますのでこれも重量増の理由の一つですが(ウェットコートで6回は塗っています)、それの研ぎによって全体のラインを整えていますので、重さの対価としてその美しいラインを感じて頂ければと思います(艶消しだと判り難いのですが、新車時のラインは結構凸凹しています)。ちなみに私の塗り方だと自転車フレームの上塗り塗装重量は約35gと言う事が判りました(笑)。

尚、実物の塗色はどの画像よりも美しく格好良いですので、せめて完成時の撮影ではそれに近く写せるようにしたいと思います(と言ってもオーナー様が実物を見れば一番手っ取り早い訳ですが)。

どうぞもう少々お待ちくださいませ!