トヨタサイテールランプ レッド&スモーク塗装 本塗り

sai2 こちらもお待たせしました!トヨタサイの純正テールランプ、レッド&スモーク塗装で無事本塗り完了しております。ご安心下さいませ。

sai3こちらはテールランプの上部だけをレッドとしますので、全体を脱脂した後にラインテープで位置を決め、その後ロールマスカーで養生します。

sai見切り部分は前回ご依頼頂いた時と同様、内部反射板の「壁」となる部分の上のプレスライン (山)を境界線としています(画像は前回ご依頼頂いた時に紹介したイメージイラストです)。

sai4 透過性の赤(レッドキャンディー)を塗布し終えたらマスキングを剥がし、再度プラスチックプライマーを塗って今度は全体的に薄くスモークを塗ります。

sai5 スモークの濃さについては「前回と同様」もしくは「少し濃くなっても」且つ「ディーラーでそのまま車検が通る程度に」と言う内容で承っていますので、以前施工した時の画像を基に濃度を調整しています。設定濃度は「極薄めより少しだけ濃い程度」となります。

sai6 スモークの濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。記憶は定かではありませんが(そもそも当てにしていません)、良い具合の濃さになっていると思います。ディーラーマンが首をかしげる程度といった感じでしょうか(笑)。

sai7それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

日産ティアナテールランプ スモーク塗装 本塗り

teana (2) こちらもお待たせしました!日産ティアナの純正テールランプもスモーク塗装で無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

teana3 スモークの濃度は前回と同じく「極薄目と薄目の中間より少し濃く」で、前回施工した時の画像を参考に濃度を調整しています。

teana6スモーク濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。尚、今回のターンは全て「クリスタルクリアー」の使用となっています。

teana5それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。週末辺りを予定しておりますので、どうぞもう少々お待ちくださいませ!

インプレッサGRBテールランプ レッド&スモーク 本塗り

imp15こちらもお待たせしました!熊本は被災地からご依頼を頂いておりましたインプレッサGRBのテールランプ一式も無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

車検を迎えるにあたり今後も乗り続けるかどうか悩んだとの事でしたが、その後もう少し乗り続けるという事で今回のテールランプ塗装のご依頼に至りました。愛着が沸いてあと3回くらいは車検を通せていければと願っています。

imp16プラスチックプライマーを塗布したら透過性の赤(レッドキャンディー)を塗布し、クリアー抜きのマスキングシートを剥がして樹脂素地が露出した個所に再度プラスチックプライマーを塗布します。

imp18全体に薄いスモークを2コート塗り、最後にクリアーを塗ったら本塗り完了です。

imp17レッドとスモークはそれぞれベースコートで、「レッド→スモーク→クリアー」といった工程で塗装しています。

imp19それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SUBARU XVテールランプ レッド&スモーク 本塗り

xv1大変お待たせしました!スバルXVハイブリッドのテールランプ、レッドキャンディー&おまけスモークで本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

xv2まずレンズ全体の脱脂が完了したら予め用意しておいたマスキングシートを水貼りします。ここで乾燥させる必要は無く、水を良くしごいたら再度シリコンオフを使って脱脂し、プラスチックプライマーを塗布します。

ちなみに足付け処理が施されて脱脂処理をされた面にマスキングシートを一日貼ったままにすると、シートが密着し過ぎて糊の殆どがレンズ面に残ってしまうという大変な事態になります。以前、前日の内に貼っておいたら大変な事になりました・・・。

xv3透過性の赤(レッドキャンディー)を塗ったらマスキングシートを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。

xv5続けて全体に2コート程スモークを塗り、最後にクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは耐候性の良いクリスタルクリアーの仕様となります(今回のターンは全てこちらのクリアーとなりました)。

xv4この型のテールランプはクリアー抜きにした部分が少々白々しい所があるので、その部分だけスモークを1コート多めに3コートとしています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。今週末辺りには完成出来る予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

NISSAN L-TYPE OHC Valve Cover

nissan 日産のL型6気筒エンジンのヘッドカバーです。恐らくはこちらのDATSUN2400のヘッドカバーがベースになっていて、今回ご依頼頂いたオーナー様が塗装済み品をネットオークションで購入されたとの事です。

nissan1 既存の塗装は艶ありの黒が塗装されています。

nissan2 部品には鋳造特有の素地の粗さが残っていて、通常こういった艶あり仕上げにする場合はパテやサフェーサーで平滑な下地を作る必要がありますが、結晶塗装ではこういった素地のまま上塗り塗装を行っても美しく見せる表現が可能です。

nissan3 色に関してはご依頼品と一緒に塗膜片を同梱して頂きましたので、それを元に近似色を作成するようにいたします。ただし結晶塗装は通常の塗料と違い原色数が限られていますので、あくまでも「似たような色」と言う事でご了承を頂いています。当サイト内の「よくある質問」のページでもご案内しておりますが、色に対してのクレームはお受付しとりませんのでご注意下さいませ。

nissan5 まずは溶剤槽に浸けて旧塗膜を剥離しますが、文字の部分が無くなってしまいました。

nissan7 どうやらこちらはアルミ板を削って作った物が貼ってあったようです。浸けていたのは廃棄するシンナーを再利用した物なので溶解力は強い方では無いのですが、まさかそれくらいで剥がれるとは思いませんでした。

nissan10 結晶塗装は硬化時に140℃~170℃程の熱を掛ける為、その時点でまた文字が剥がれると非常に困りますので、再貼り付けには接着力に優れたエポキシ系接着剤を使います。

nissan11 接着面は足付け処理と脱脂を行い、隙間が出来ないよう接着剤をタップリ塗って貼り付けます。

nissan12文字を元の位置に戻します。

nissan13 その後60℃~100℃程の熱を掛けて接着剤を硬化させます。

nissan14 完全硬化後、被塗物が熱いうちに食み出た接着剤を除去します。これが冷えて固まってしまうと非常に硬くなって難儀になってしまうのです。

nissan16 通常は塗装前にリン酸処理を行うのですが、折角接着したフチを溶かしてしまうので今回は先に終わらせてあります。これはパテを使う場合も同様です。

nissan17 まずはプライマーを塗布します。

nissan18 その後結晶塗装を行い、140℃~170℃程の熱を掛けて結晶目を出して本塗り完了です。

nissan19 今回は色見本に合わせてパウダータイプのブルーパールを入れてあります。

nissan20 念の為、色見本となる塗膜片を並べて確認してみました。悪く無いと思います。

nissan30 その後凸部を研磨して光らせ、最後にクリアーを筆で塗っておきます。

nissan21 さらにクリアーが硬化したら完成となります。

nissan22 今回使用したエポキシ接着剤は金属同士の接着に使うような強力な物なのでシンナーの浸け置き程度では剥がれません。

nissan23 nissan24 nissan25 nissan26 色の見本としてお預かりした塗膜辺です。同じ色とは言えませんが雰囲気は似せられたと思います。

nissan27 nissan28 凸部の面研は最初こそエアーツールを使用していますが、その後は#120~#800までを全て手研ぎで行っているのでシャープな仕上がりになっています。

nissan29