PCケース シャーシ塗装承ってます

先日お預かりしておりましたPCケースのシャーシ部分ですが、

その後さらにこちらの10部品を追加でご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

こちらは幸いにしてまだ作業着手前でしたので元の部品も含めて複数割引が適用出来ました。早めに作業していなくて良かったです。

 ご依頼内容に関しては当初の通り【激安コース】のつや消し黒仕様で、こちらの1部品だけ元の梨地塗装が残っていますので、これは溶剤浸け置きで剥がしてからの塗装となります。

現状は亜鉛メッキが施されていますので、全体に足付け処理をした後にプライマーを塗布、続けてベースコートの黒に直接硬化剤を数パーセント入れての塗装となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度の追加ご依頼、ご贔屓頂き誠に有難う御座います!

モデルガンパーツ 本塗り

先日サンドブラスト作業を終え、プライマーを塗っておいたモデルガンのパーツです。

グリップ部分は樹脂の上に木目を水圧転写し、つや消しクリアーで仕上げられた物と見受けられた為、平面は#800で軽く足付け処理をし、窪み部分はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行っています。画像は本塗り前のシリコンオフとナイロンブラシで脱脂をしているところです。

 今回はクリアーを塗らない【激安コース】の為、台の上に置いて反面ずつ塗る方法で行います。

 こちらの二点はネジが打ち込まれている物とネジ穴がある為、それぞれ棒に固定した状態で全体を塗ります。

 ベースコートに数%程硬化剤を入れ、3コート程塗って本塗り完了です。

尚、こちらの部品については、打ち込まれたボルトの頭を「半艶黒」で承っておりますので、この後熱を入れて硬化させた後、改めてマスキングを施して丸い頭の部分だけを塗装します。

こちらの部品はナットの為、ネジに挿した状態で一度の塗装で完了しました。

 これらの部品は反面ずつ行う為、

 片面を塗装して十分に乾燥させた後、裏返してもう反面を塗るという方法です。硬化剤は入れていますが少量の為、扱いとしては「指触乾燥の遅いベースコート」と言う感じです。

 グリップ部については裏側を塗らないので、丸めたガムテープを貼って段ボールに固定し、

同じくベースコートを3コート程塗って本塗り完了です。同じつや消しでもつや消しクリアーを塗った場合に比べて耐久性は劣りますが、室内保管で飾るような物であればかなりコストを落とせますので、お勧めな仕様でもあります(ただし艶消しに限ります)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

MAZDA MX-5 Side Marker

マツダNDロードスター用の純正サイドマーカーです。画像は作業前の状態で、今回紹介する物と違う案件の物ですが、製品自体は同じ物となります。

土台の部分をマスキングし、表面に足付け処理を行っています。

シリコンオフを使って被塗面を脱脂し、プラスチックプライマーを塗ったらそれぞれレッドキャンディー、オレンジキャンディーのベースコートを塗って最後にクリアーをコーティングしています。

形は似ていますが、フロント用の物がオレンジ、

リヤ側をレッドキャンディーで承っています。

透過性の塗装(キャンディー塗装)は通常の塗装に比べて退色し易い為、クリアーには耐候性の良いタイプの物(現在はSTANDOXクリスタルクリアー)を使用しています。

塗装後には60℃40分程の熱を掛けて強制乾燥ー完全硬化させ、数日寝かした後に完成となります。

 その後オーナー様から組み付け後の画像とコメントを頂きましたので紹介させて頂きます。

先週、完成したフューエルキャップは届いていたのですが、完全に硬化するまで少し置いた方がよいとアドバイスいただいていましたので本日取り付けいたしました。
前回同様、素晴らしい仕上がりなので純正品として準備されていると言っても誰も疑わないのではないかと思います。
以前、pro-fit日記でコメントしていたとおり、実際の使用では普段はだれからも見えませんし、給油も多くて2回程。しかも、セルフで行うことがほとんどなので自分以外にこの部品を見る人はいないのですが… ^^;

報告が遅れましたが、以前作業をお願いしたサイドマーカーも取り付けしてから1年程経過していますが、もちろん劣化することなく綺麗な状態で維持できています。

サイドマーカーの後にご依頼頂いたのがこちらのフューエルキャップで、やはりマツダの純正品を塗装した物となります。以下ページに施工内容を紹介しておりますので宜しければご参考にどうぞ。

Mazda Fuel Cap

メガネフレーム 下準備

 先日折れた箇所の修理を行っていたメガネのセルフレームです。

尚、作業前の準備は社外記の方で紹介していますので宜しければどうぞ。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2017/05/24/%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0-%E5%89%B2%E3%82%8C%E4%BF%AE%E7%90%86/

 M1のネジを切って作ったシャフトにエポキシ接着剤をタップリ塗り、

M1.4のネジ山を切った穴に差し込みます。また予め穴の奥まで接着剤は充填してあります。

 その後60℃40分程の熱を掛けて硬化させました。

折れた部分はガッチリくっ付きました。

 さらに折れた部分をV字に削り、先ほどと同じ構造用エポキシ接着剤を充填します。

 こんな感じで割れた箇所に接着剤を盛り、再び熱を掛けて削ります。

が!接着剤の色が透明な為に少々削り過ぎてしまったようで、改めて今度は黒いタイプを使う事にしました。同じく構造用のエポキシ接着剤です。

 

こちらの熱入れはまだで、次回何か強制乾燥させる物があったら一緒に入れて硬化させます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

NCロードスター樹脂製ヘッドカバー結晶塗装 完成

 大変お待たせしました!NCロードスター純正の樹脂製エンジンカバーの結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々未塗装だった樹脂製のヘッドカバーに、

サンドブラスト処理で足付け処理を行い、

凸文字の部分にシルバーを塗ってからマスキングをした上で結晶塗装の赤を施しました。

 塗装前に外しておいた周りのボルトは元の通りに挿し込んでおきました。

 またオイルキャップなどの付属品は洗浄した後同梱してあります。

 ヘッドカバー裏側についていたオイルシール(ゴムパッキン)は一応元に戻しておきましたが、オイル漏れ等を懸念される場合は新品に交換した方が良いかも知れません。その他付属品も特に劣化は見られなかったのでそのまま使っても大丈夫だと思いますが、一応取り付けをされるディーラ―さん等にご相談下さいませ。

 凸文字の部分には通常のシルバーよりも金属感のあるSTANDOX原色のSPFシルバー(JLM-0-6)を使っています。

 JLM-906なる原色は、メタリック粒子が非常に細かく、ヘッド(正面)が明るくてサイド(透かし)が黒いと言う特徴があります。デメリットとしては下地のペーパー目が非常に出易く、現在施工中のロータスエキシージのヘッドカバーにもこれを採用予定ですが、サフェーサーを研いでそのまま本塗りをしてもまともに仕上がる気がしなかった為、一旦クリアーを塗って下塗りとしています。

↓現在二度焼き中で、本塗りはもう少々お待ちくださいませ。

ロータスエキシージヘッドカバー 下塗り

 プラグホールなど塗装しなかった個所にはサンドブラストも当てないようにしてツルツルとした素地をそのまま残すようにしています。

今回は凸文字のシルバーを先に塗っていますが、以前施工したロータスエリーゼの樹脂製エンジンカバーのように「マスク型」を作って後からシルバーを塗る方法もあります。

↓参考までにどうぞ。

LOTUS樹脂製エンジンカバー 結晶塗装 完成

↓マスク型は社外記で紹介しました。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2016/09/10/lotus%E6%A8%B9%E8%84%82%E8%A3%BD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC-%E5%87%B8%E6%96%87%E5%AD%97%E7%94%A8%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%BD%9C%E8%A3%BD/

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!