NDロードスター リヤフラップ 本塗り

 先日サフェーサーを塗っておいたNDロードスター用のFRP製リヤフラップです。

その後熱を入れてサフェを完全硬化させ、ガイドコートとして全体に黒をパラっと塗ってあります。

 空研ぎの#320→#400でラインを出しをした後、#600→#800の水研ぎで細かいラインとペーパー目を均します。最後は布状の足付け用副資材(画像中の黄色い物=アシレックスレモン)でさらにペーパー目を均一にします。

水研ぎ用ペーパーはメーカーによって研磨粒子の特性や紙の質(硬さなど)が違い、同じ#800でも傷の入り方(残り方)が違います。

なので以前は使い古しの#800や、さらにメーカー毎に#1000~#1500のペーパーを使い分けていたりしましたが、この布状のタイプが出てからはそういった手間も大分なくなりました。特に磨き作業で使う#1500~#2000は使い古しのペーパーを常備するのが必須でしたが、同じようなフィルム状の研磨材(バフレックス)の登場でそういった必要も無くなりました。細かい箇所の足付けに使う、シュレッターに掛けた後のようなペーパーなんかもありましたよね(判りませんか。笑)。

 部品の裏面はバンパーに固定する際に両面テープで見えなくなる為、そこにガムテープを貼って台に固定します。

 色はソリッドの黒ですが、「マツダスピードなどの外装パーツで使用されているブリリアントブラック」との事で承っていますので、カラーコード「A3F」の配合データから作成した色を使っています。いつもの黒とは違う原色の黒と青と白の3色で構成されていました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で承っています。

オーバーハング気味になった側面は見えるのでそこは表面同様に仕上げています。どうぞご安心下さいませ。

この後一日寝かしてから60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、必要に応じて磨き処理をしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!