ホンダNワゴン フロントグリル等塗装承ってます

 先日到着しておりましたホンダNワゴンのフロントグリル周りの部品とリヤガーニッシュ、合計9点です。

こちらのオーナー様は先日テールランプのレッド&スモーク塗装とアウターハンドルとリヤガーニッシュをボディ同色でご依頼頂いた方で、お納めした製品については「テールランプ、外装パーツの仕上がりが想像以上で感動しております。」との事でこの度もご依頼頂ける事になりました。ご贔屓有難う御座います。

先日お納めした案件についてもそれぞれ紹介させて頂きますね。

Nワゴンテールランプ レッド&オレンジ&スモーク塗装 完成

Nワゴン アウターハンドル&ガーニッシュ塗装 完成

 今回はそれぞれに3色をご指定頂いておりまして、上のフロントグリル周りのメッキ部品4点はボディ同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)でご指定頂いております。

 そしてこちらのリヤガーニッシュ(リヤバンパーのセンターモール)と、フロントフォググリル周りに付く「コ」の字型のメッキモールはフェラーリの赤「ロッソコルサ」(カラーコード:300)で、

 こちらのガンメタに塗装されたフロントグリルとその付属品はソリッドカラ―のブラック(STANDOX MIX571)で承っています。どれも艶あり仕上げで、クリアーは前回と同様にクリスタルクリアーへの変更で承っています。

小さい方の部品は未塗装の梨地素地状態で、このまま塗っても変な仕上がりになる為、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑にしてから上塗りを行います。

また今回は色見本キーホルダーの制作も承っておりまして、こちらはボディ同色の「ホンダシャイニンググレーメタリック」(カラーコード:NH880M)で承っております。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。また他にも新たなご依頼がかなり入っておりますので、そちらの紹介もどうぞもう少々お待ちくださいませ。

改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

サンドブラスト作業

 先日お預かりしておりましたトヨタ86の樹脂製インテークマニホールドです。本日より作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

 まずは各部を養生(マスキング)します。ちなみにこれはサンドブラスト用で、本塗りの時にはもっとキッチリと貼り直します。

 ブラストキャビネット(箱)に入れ、

専用のガンで 箱の底にある砂(アルミナなどの研磨粒子)を吸い上げ、対象物に当てていきます。イメージとしてはペーパー(研磨紙)に塗着される前の研磨粒子を、凄い勢いで当てていくような感じです。

当店にあるのは吸い上げ式で、直圧ブラストに比べると比較的威力は弱いですが(主に足付け処理用です)、それでも露出した肌に当てると怪我をするレベルです。時々自家塗装なので野っぱらでやっているような光景を見ますが、ちょっと信じられないです(恐)。

 続けてロードスターのヘッドカバーです。ポリッシュされていてパッと見は綺麗なのですが、凹み文字部など磨き難い部分には腐食が出ています。

 と言う訳でブラスト作業完了です。ちなみにホースパイプ部にも腐食が出ていたのでそこにもブラストを当て、本塗り前にプライマーと艶消し黒を塗っておきます。

 そして先日色の確認を終えていたチタン製のメガネフレームフロント部です。こちらは塗装の剥離と同時に足付け処理も行います。

ちなみにですが、金属(に限らず塗膜も)艶々したまま塗ると以下のような事になります。

メガネチタンフレーム塗装 完成

 サンドブラスト処理後、シンナーで洗い流すようにして脱脂清掃を行いました。続けてプライマー塗装の準備も行います。

鼻当ての部分は予備用のネジを挿し込み、ネジ山が埋まらないようにしておきます。

 早速台にセットして、

プライマーも塗っておきました。

それではそれぞれまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!